22)記憶 ページ24
あ「ん……あれ？」
ピ「目、覚ましたかにゃ？」
あ「いつっ」
頭がズキズキした…。
たしか……そうだ…！
頭になにか流れてきて…
あ「ボク……わかったんだ。ボクが存在する理由」
ピ「理由…？」
あ「ボク、一度亡くなっている存在なんだって」
ピ「にゃ……！」
『興味深いにゃ…』そう思ったピトーだった。
あ「でも、どうして生きてるのかが…わからない」
ピ「記憶喪失ってやつかにゃ？まだ、ちゃんと思い出してないみたいだし…そのうち思い出すよ」
あ「そうだといいけど…」
頭に流れ込んできたものは、
”自分がすでに亡くなっている存在だということ”
”本当の名前”
”自分が見たことのない研究室にいて、目の前には女の影”
それだけだった。
本当の名前は、ピトーや他の蟻にも隠すことにした。
念のためだ。
ピ「それより、王はいつ生まれるかにゃ〜」
あ「そろそろじゃないかな…。女王様……」
ピ「……Aは、王が生まれたらどうするの？」
あ「！？……女王様の指示にしたがう。ボクは、女王直属護衛軍だから王を守る者となるのかは分からない」
下を向きそう言った。
Aの顔は少し、困ったような顔をしていた。
ピ「それもそうだにゃ」
あ「うん…」
ピトーは、Aの頭に手を乗せて。
ピ「Aのことは嫌いじゃないにゃ。だから、なにかあったら真っ先にボクの元に来るといいよ」
Aは「ありがとう」と言い微笑むと、その場からフラッと消えた。
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蝶々 - 更新待ってます！ (2016年7月26日 23時) (
レス) id: 81dbe5e582 (このIDを非表示/違反報告)
oremji.(プロフ) - 更新まだですか？ (2015年5月28日 19時) (レス) id: 5db768f2c6 (このIDを非表示/違反報告)
姉がうるさい - 小説読みましたぞ！！！！！めちゃくちゃ面白れぇっすね！！更新頑張ってください！ (2014年12月28日 15時) (レス) id: f1d0bd6ece (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯様愛し隊 - めっちゃ面白い！早く続き見たいﾃﾞｽ! (2014年12月1日 17時) (レス) id: b699c1f902 (このIDを非表示/違反報告)
座敷童 - この小説とっても面白いです!!早く続きが読みたいです!!更新大変でしょうが頑張ってくださいね!! (2014年5月24日 21時) (レス) id: cf311eebd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だいふく | 作成日時：2013年12月31日 10時
