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手術室の前で、俺は泣いていた。
あの時、、、話していた時、大ちゃんは急に走り出した。
そして、赤になったばかりの信号を走って渡りだした。
向こうからはすこしスピードを出した大型のトラックが走ってきていた。
幸いトラックとぶつかることはなく、無事にわたりきった。
大ちゃんのところに駆け寄ると、大ちゃんは男の子を抱いていた。
お母さんらしき人がすごい謝ってお礼を言ってきたのを
大ちゃんは笑顔で助かってよかったです、と返していて、、、
男の子とお母さんが見えなくなった後、大ちゃんは倒れた。
俺は必死に大ちゃんと叫んでいた。
誰かが救急車を呼んでくれたみたいで、大ちゃんと一緒に俺もついてきた。
あの時、大ちゃんじゃなくて俺が気づいていれば、こんなことにはならなかったのに…
涼「くそっ…」
俺はただ、大ちゃんが助かることだけを願って待った。
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はーちゃん#(プロフ) - ありがとうございます!評価、させていただきます! (2018年1月1日 10時) (レス) id: a48ef492ec (このIDを非表示/違反報告)
花弥(プロフ) - すごく続きが気になったので10点評価させていただきました!もしよければ私の作品にも評価頂けると嬉しいです!!m(_ _)m (2017年12月31日 21時) (レス) id: e13d72a4c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はーちゃん# | 作成日時:2017年12月31日 17時