番外編６ ページ6
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無事、なにもなく門番を終えた。
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いや、なにもなかったわけじゃない。
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「なんで校内見回り中、ずっと手を離してくれなかったの!!?」
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ずっと俯いていた大倉忠義が顔をあげた。
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「な…なに?」
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「先輩…
僕のこと好きですか?」
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「は??」
なにを言い出すのかと思えば。
「なに分かりきったこと言ってんの。キラ…」
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“キライに決まってんでしょ”
そう言い終わらないうちに、大倉忠義が言った。
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「でも、僕のこと好きやから、
僕が８人目をA先輩に選んだときに、
舞台にあがってくれたんですよね?
エイトに選ばれたこと、嬉しくないんですか?」
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真剣な眼差しの大倉忠義。
「なんで、僕のこと、大倉忠義て言うんですか?
嫌いなんですか?、僕のことが。」
大倉忠義の目から涙がこぼれていく。
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「ちょっ…
私が泣かしたみたいじゃん…」
「好きなんですか、僕のこと!!」
「大丈夫、大丈夫だから。」
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なにが大丈夫かは、私にもわからない。
ただ、私はこのあとの展開には、大丈夫ではなかった。
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「好きだから、エイトになったの。
大倉忠義が……
忠義が好きだから、エイトになったの。
だから、泣かないで?
ね?」
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泣きながら頷く大倉忠義。
私は大倉忠義の頭をなでた。
こういう時には愛しく思ってしまう。
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関∞ - うちはこんぐらいしか出来んけど、最高な作品をありがと、ずっとこれからも大好きやで^^♪ (2012年11月5日 22時) (
レス) id: bf0c22265b (このIDを非表示/違反報告)
関∞ - かなりびっくりしてる、やってむっちゃ好きな亜矢がいきなりどっか行くんやもん。精神的に不安定やったんか…色んなプレッシャーとかかけすぎたんかな？ごめんね、亜矢。けどまた、いつか…会えるて信じとるから寂しくなったらいつでも戻っておいで？ (2012年11月5日 22時) (レス) id: bf0c22265b (このIDを非表示/違反報告)
関∞ - 亜矢、何がさよならなん？ (2012年11月4日 22時) (レス) id: bf0c22265b (このIDを非表示/違反報告)
関∞ - 亜矢さん» そーするわ^^早速亜矢ん家にお邪魔しまーす(笑) (2012年11月2日 21時) (レス) id: 19dfff9173 (このIDを非表示/違反報告)
亜矢(プロフ) - *いちご*さん» そうなんだー(笑) 別サイトのやり方がわからなくて今苦戦中なんだw いちごと会えなくなるのが寂しいから、少しだけこっちでも更新する事にしたよ* 詳細は「亜矢です」と「新作のお知らせ」を読んでね* (2012年11月1日 6時) (携帯から) (レス) id: 259dc44eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉だなぁ、と感じた亜矢 | 作成日時：2012年10月15日 18時
