一般ピープルも頑張ってます6 (ページ49)

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たまにあるよね。こういうとこページ49

服を着替えたあと、片っ端からホテルに電話をかけまくり

予約が取れたのはたった1件

場所は、まぁ遠いけど3つめの仕事先には近かったしって事で決めた

あ、もち偽名で予約取ったよ。ルシルフルで勘付かれちゃ困るしねー

「すいませーん。電話で予約したヤイですー」

従「お待ちしておりました。ヤイ・フォルカ様ですね…お部屋は4階の422となっております

それとアメニティと明日の朝食の引換券でございます」

「どうも」

受付の男性従業員はにこやかぁな笑顔をこちらに向けながら夜食はどうするか聞いてきたけど

断っておいた。ホテルにつく前にファミレスで食べちゃったからね

「んぉ？2階と3階がない…」

エレベーターに乗り込み、階数のボタンを押そうとしたら②と③が無かった

でも、こんなのであたふたしても仕方ないので4階を押して扉を閉める

数秒後、扉が開き廊下に出て部屋はどっちかと左右を確認したら

見た事がある後ろ姿が……いやいやいや、そんなはずはないよね

いくら特徴のある見た目でもこんなとこにいないでしょ

チラァっとその人物がいる方向を見てみると

なんかこっち見てた

「……何でいるの…？」

ミル「え。ここゾルディック家が管理してるホテルだから

たまに家族の誰かが止まって改善する箇所とか調べるんだよ」

「ほへぇ～…ていうか普通にお外出るんだね

イルミから、トイレとお風呂とご飯以外は引き篭もってるって聞いてたから」

ミル「いやあの、確かに仕事よくサボるし基本は引き篭もってるけど

外は好きな方だし、比較的暇なときは庭散歩してるんだけど」

「MJK！！」