二百十八話 ページ34
ﾙﾌｨ「お前は船大工じゃねェだろう！！！ウソップ！！！」
ﾅﾐ「ちょっとルフィ！」
ｳｿｯﾌﾟ「おうそうだそれがどうした！
だがな職人の立場をいい事に！所詮は他人の船をあっさりと見限るような無責任な船大工なんかおれは信じねェ！
自分達の船は自分達で守れって教訓だなコリャ！
絶対におれは見捨てねェぞこの船を！
馬鹿かお前ら！大方船大工達のもっともらしい正論に担がれてきたんだろ！
おれの知ってるお前なら！そんな奴らの商売口上よりこのゴーイングメリー号の強さをまず信じたハズだ！
そんな歯切れのいい年寄りじみた答えで.......！船長風吹かせて何が"決断"だ！
見損なったぞルフィ！」
ルフィの胸ぐらを掴み、ウソップは叫び続ける
ﾅﾐ「ちょっと待ってよウソップ！ルフィだって最初は.......！」
ﾙﾌｨ「黙ってろナミ！
これはおれが決めた事だ！今更お前が何言ったって意見は変えねェ！
船は乗り換える！メリー号とはここで別れるんだ！」
ｳｿｯﾌﾟ「ふざけんな！そんな事は許さねェ！！」
ｻﾝｼﾞ「おいお前ら大概にしろ！そんなに熱くなってちゃ話にならねェだろ！」
どっちの意見も皆が分かるからこそ、皆は2人を本気で止めることはできなかった
ｳｿｯﾌﾟ「いいかルフィ！誰でもおめェみたいに前ばっかり向いて生きて行けるわけじゃねェ！
おれは傷付いた仲間を置き去りにこの先の海へなんて進めねぇ！」
ﾙﾌｨ「バカ言え！仲間でも人間と船じゃ話が違う！」
ｳｿｯﾌﾟ「同じだ！メリーにだって行きたいって底力はある！
お前のことだ、もう次の船に気持ち移してわくわくしてんじゃねェのかよ！！上っ面だけメリーを思ったフリしてよォ！！」
ﾙﾌｨ「！！いい加減にしろお前ェ！！」ドカン！！
ルフィはウソップを勢いよく押し倒す
さすがにやり過ぎだと皆が止めようと動き出す
ﾅﾐ「ルフィ！」
ﾙﾌｨ「お前だけが辛いなんて思うなよ！全員気持ちは同じなんだ！」
ｳｿｯﾌﾟ「だったら乗り換えるなんて答えが出るはずがねェ！」
ﾙﾌｨ「.......！！じゃあいいさ！そんなにおれのやり方が気に入らねぇんなら！！今すぐこの船から.......」
『！』
ｻﾝｼﾞ「バカ野郎がァ！！！！！！！」ドゴッ！！！！
棚に勢いよく突っ込み、ルフィは倒れる
サンジは息を荒らげ、ルフィを睨みつけた
『.......サンジ』
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黒月(プロフ) - リンさん» 長らくお待たせしてしまい申し訳ない！！コメントありがとうございます！ (2022年3月28日 23時) (
レス) @page25 id: 02fbfb1fd8 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 久しぶりの投稿嬉しいです！ (2022年3月28日 23時) (レス) @page25 id: 6226ea243e (このIDを非表示/違反報告)
Kgirl(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！更新楽しみに待ってます！ (2020年10月18日 12時) (レス) id: 9d01398b31 (このIDを非表示/違反報告)
シェイガー(プロフ) - 更新待ってます！楽しみにしてます！ (2019年9月3日 3時) (レス) id: 524b76be29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜ヒロ
| 作成日時：2017年11月27日 0時
