二百十三話 ページ29
5人「「『.............』」」
5人がフランキー一家のアジトに着いた頃にはもう、ウソップは無惨にも血だらけの姿で倒れていた
ｿﾞﾛ「息はあるか、チョッパー.......」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「死んじゃいない.......！大丈夫、助けられるよ！
完全に気を失ってるけど.......！」
涙と血にまみれたウソップを見て、5人の怒りに火がつく
.
ﾙﾌｨ「ちょっと待ってろよ、ウソップ」
サンジはタバコに火をつけ、ルフィは拳を鳴らし、ゾロは手拭いを頭にまき、チョッパーは歯を噛み締めた。
いつものような人懐っこい笑顔はAから消えていて、かつての"赤鬼"の表情が垣間見えた
5人は下品な笑い声や叫び声が聞こえるフランキーハウスと描かれた建物に足を進める
ルフィのいつもより低い声が、島に響いた
ﾙﾌｨ「あのフザけた家.......吹き飛ばしてくるからよ.......！」
.
そんなことはつゆ知らず、フランキー一味は酒を飲み笑い、どんちゃん騒ぎを続けていた
「おらおめェの負けだァ！」
「ぎゃー！」
「ホラ買い出し行って来い！」
「店の料理全部買い取って来いよ！金はあるんだぐはははは！」
覚えてろよ！とかけに負けた大男はフランキーハウスの扉を開ける
そこには自分よりはるかに小さい5人が立っていた
「ん？」
気付いた時には大男の体は吹き飛ばされていた
「ぶわーー！！！！」
大きな音と共に飛ばされてきた大男に、仲間たちはざわめく
「何だー！？どうした！？」
「誰かいるぞ！」
「誰だァ！てめェらは〜〜！！」
フランキーハウスに空いた大きな穴から、風が吹き込み、不気味な音を立てた
「！！」
5人の姿を見たフランキー一味は、見覚えのある顔にざわざわと再び騒ぎ出す
「あれは......."麦わらのルフィ"！」
「ゴハハハハ！金を取り返しに来やがったな！？
ばかめ！この人数を見ろ！！
たった5人でおめェら何しようってんだァ！？」
「ゴハハハハ！だがまァ.......！来たからには賞金のかかったその首置いていってもらうゴォ！」
「あの
ウソップをバカにするような言葉に、ピクリと反応するルフィ
「来てみろチビィ！！」
とうとう堪忍の尾が切れたらしい。ルフィは拳を握りしめ、空中に打ち始めた
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黒月(プロフ) - リンさん» 長らくお待たせしてしまい申し訳ない！！コメントありがとうございます！ (2022年3月28日 23時) (
レス) @page25 id: 02fbfb1fd8 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 久しぶりの投稿嬉しいです！ (2022年3月28日 23時) (レス) @page25 id: 6226ea243e (このIDを非表示/違反報告)
Kgirl(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！更新楽しみに待ってます！ (2020年10月18日 12時) (レス) id: 9d01398b31 (このIDを非表示/違反報告)
シェイガー(プロフ) - 更新待ってます！楽しみにしてます！ (2019年9月3日 3時) (レス) id: 524b76be29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜ヒロ
| 作成日時：2017年11月27日 0時
