百九十六話 ページ11
ﾁｮｯﾊﾟｰ「うおぉぉぉぉ！！(´°̥̥̥ω°̥̥̥｀)」
ﾎﾟﾙﾁｪ「いやん！！チャッピー！！」
大泣きでルフィめがけて走るチョッパー
なんなくチョッパーを受け止め、ルフィは笑った
ﾁｮｯﾊﾟｰ「あ"りがとうおれ"……よがっだ〜！！」
ﾙﾌｨ「泣くな！ゾロ達が負けるわけねェだろ？」
ﾅﾐ「ん？あれ？サンジくん、ゾロとAは？？」
ｻﾝｼﾞ「え！？いつの間に！？Aちゅわん！！？？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ザッザッザッ……
『あ、あのぉ……ゾロさん？どこまで行くのかなァ……？』
ｿﾞﾛ「……」
Aを肩に担ぎ、チョッパーを取り返して盛り上がっている仲間達から離れるゾロ
その横顔はどこか怒っているような、真剣な表情
少し乱暴にAを下ろし、見下ろす
『わっ、なんだよ……なに怒ってんだよ』
ｿﾞﾛ「考え事の答えはでたのか？」
『…………。ダメなんだよ』
ｿﾞﾛ「……」
悲しそうに、そして苦しいような表情でAは呟く
『お前が考えてるような力じゃないんだよ……
もっと、危険で、残酷な…俺が足掻いたって止められないものが、俺の中にある
それはまた……国を、世界を……消してしまう』
ｿﾞﾛ「……」
いつもの頼もしい姿とは違い、今では自分の力に怯え、とても弱々しいA
ゾロは無意識に手を伸ばしていた
が、壊れてしまう。そう思い、ゾロの手は止まる
『ルフィに再会した時から、こんな気はしてたんだ……
だから離れようとした……なのに、お前らときたら……』
参ったとばかりに頭を抱え、Aはゾロを見た
『『じゃあ、お前らの仲間やめるよ』』
ゾロはモックタウンでベラミー一味に捕えられた時、Aが言ったことを思い出した
あの言葉は、自分達を守る為、そして自分達から離れる為の……
ｿﾞﾛ「(ったく、つくづくこいつは……)」
ほかの人間のために、自分を犠牲にしてしまう
なんて残酷な、そしてなんて優しい鬼なんだろう
『……悪かったな、俺も俺なんだ』
ｿﾞﾛ「？」
『隙を見れば、いつだってお前達から離れることはできた
なのに、しなかった……
.
できなかった』
止まっていたゾロの手は、また無意識に動き出し、優しくAを抱き寄せた
『なんで……こんな、気持ち……
もっと、お前らと………一緒、に、』
ｿﾞﾛ「……？」
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黒月(プロフ) - リンさん» 長らくお待たせしてしまい申し訳ない！！コメントありがとうございます！ (2022年3月28日 23時) (
レス) @page25 id: 02fbfb1fd8 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 久しぶりの投稿嬉しいです！ (2022年3月28日 23時) (レス) @page25 id: 6226ea243e (このIDを非表示/違反報告)
Kgirl(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！更新楽しみに待ってます！ (2020年10月18日 12時) (レス) id: 9d01398b31 (このIDを非表示/違反報告)
シェイガー(プロフ) - 更新待ってます！楽しみにしてます！ (2019年9月3日 3時) (レス) id: 524b76be29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜ヒロ
| 作成日時：2017年11月27日 0時
