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加賀美「あー、なるほど」
帰ってきた加賀美さんに美兎さんが説明する
驚いていないことからすると加賀美さんは勘違いはしていなかったようだ
チャイカ「加賀美は間違えてなかったのかっ…」
なんで悔しそうなんですか
加賀美「まぁ…」
加賀美さん、目が泳いでますけど
美兎「本当に？」
加賀美「女性であるとは本当に知っていましたよ！ただ…」
楓「ただ？」
加賀美「最初に見たときは男性かと…」
わぁ、正直
美兎「じゃあ、皆さんと一緒に正座しましょう」
あーあ…
10分後
流石にかわいそうになってきた…
もういいんじゃないかな…
｢あの、美兎さん…｣
美兎「なんでしょう？」
｢そろそろいいんじゃないですか…？｣
美兎「何がですか？」
｢皆さんを立たせてあげてください…｣
美兎「…」
あれ、何も言ってくれない
怒っちゃったかな…
美兎「や…」
や？
美兎「優しすぎません！？」
ん？
美兎「怒ってないんですか？」
｢何にですか？｣
美兎「間違われていたこと」
あぁ、全然気にしてなかった
｢特に怒ってないですね…｣
｢むしろ嬉しいですよ｣
「「「え！？」」」
｢そ、そんなに驚きます？｣
こっちがびっくり
｢男の子っぽく振舞ってる自覚はありますし｣
｢本当なら｢僕｣とかも使いたいんですけどね｣
美兎「そうだったんですね」
夜見「えー！夜見Aちゃんって呼びたい！」
そっか…
｢んー…｣
叶「あ、じゃあさどっちでもいいにしたら？」
｢え？｣
叶「男の子って思いたいならそれでいいし、逆なら逆でもいいってこと」
なるほど
｢それ、いいですね｣
叶「でしょー」
っていうことでどっちでも良いになったになった僕、Aです
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