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3* ページ8

でも、やっぱりだめ!

みんなに見られたくない。


だって、みんなは知らないんだもん。
俺と薮が付き合ってること。


嫌われちゃう。

みんなに知られたらーーーー。



そう思うのに、俺は強く抵抗できない。


ただ、与えられる快感に目をつぶって耐えていたら、薮がベルトに手をかけた。

ほんの少しだけ体が浮いたと思えば、ズボンを膝のあたりまで下げられていた。


「いつもよりも感度がいいな」

「ふぁっ!?」


下着に潜り込んでくる薮の手。

そのまま握り込まれて、俺の体が震える。


「伊野尾は先のほうが好きだよな?」

「ん〜〜〜っ……!!」


ぐりぐりと先の方を攻めてくる指先。

気持ちよくて、目の奥がちかちかする。


「ぁ、だめ、やぶ、……つよ、ぃ…、ぃく、ぁん、やぶ…っ!」

「まだだめ」

「んあっ」



もう少しで果てられると思ったのに、薮の手が根元を強く握りしめた。


「な、なんでぇ…っ…!」

「もう少し我慢して」

そのまま、薮は俺の先走りで濡れた指で、孔の周りをゆるく擦る。


薮……本気なんだ。


「だめ、…ねぇ、やぶ、……みんな見てるからぁ……っ」

「ここまできて、やめられるのか?」

「ひ……っ」


指が埋め込まれる。

まずは一本。


こうされてしまえば、開発されつくした俺の体はもう逆らえない。

身体中の力が抜けて、薮の指をどんどん受入れていく。


「ん、ぁ、あっ、ふぁっ」

「俺の首に腕回してな」


言われるがままに、腕の間に薮の頭を通して、そのままぎゅっと抱き込んだ。


「やぶ……、やぶぅ……っ」

「……我慢させてごめんな?……入れるぞ」



薮の熱いモノが穴の入口に触れる。

あぁ、いま、この瞬間を、たいせつな、たいせつなメンバーに見られてるなんて。


「伊野尾……っ」

「ひ、ぁあぁ…っ!?」



熱を捩じ込まれて、俺の体は面白いくらいに跳ねた。

俺の体重で、ずぶずぶ、奥のほうに、薮が入っていく。

「動くぞ」
「ん、ぁ、ひぁ、…あぁっ、んあぁあっ……!!」

リズミカルに下から突き上げられるたび、ぐちゅぐちゅと水音が鳴る。

きかないで……、みんな、こんなえろい音、だめ……っ。

4*→←2*



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花浅葱(プロフ) - たべっこさん» リクエストありがとうございました!遅ればせながらリクエストを2のほうで書きました。またリクエストがあればよろしくお願いします! (2018年1月9日 20時) (レス) id: f54c27727d (このIDを非表示/違反報告)
花浅葱(プロフ) - ◆◇如月 侑澪◆◇さん» リクエストありがとうございました!2のほうでリクエストを書きました。遅くなってしまってすみません。読んでいただければ幸いです! (2018年1月9日 20時) (レス) id: f54c27727d (このIDを非表示/違反報告)
花浅葱(プロフ) - 唯さん» リクエストありがとうございました!お返事遅くなってしまってすみません……!2のほうでリクエスト書きました!またリクエスト等あればよろしくお願いします。 (2018年1月9日 20時) (レス) id: f54c27727d (このIDを非表示/違反報告)
けいな - はじめまして!このお話大好きです!いの受けを愛してるのでいつも楽しく読んでいます!リクエストいいですか?歪な関係の山田くん、知念くん、伊野尾くん、のお話の続きみたいなのってかいていただけないでしょうか?お願いします!更新頑張ってください! (2017年11月20日 12時) (レス) id: b1b2b6f894 (このIDを非表示/違反報告)
花浅葱(プロフ) - 琴音さん» リクエストありがとうございました。更新が遅くてすみませんでした! (2017年11月17日 5時) (レス) id: f54c27727d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花浅葱 | 作成日時:2017年6月7日 8時

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