短編集。(JUMP×JUMP)

嫉妬して楽屋で公開 プレイ始めちゃうやぶいのと＋αの話。(ybin)1 ページ6

(後味悪いので、そういうのが嫌いな方は5、6は読まない方がいいかもしれません)


TK side


伊野尾くんと薮くんが付き合ってるっていうのは、俺らの中じゃ当たり前で。

だけど、ふたりは、俺達が気づいてないと思ってるみたい。

ひそひそ話したり、目を合わせたり。

そのときのふたりは幸せそうに笑ってて。


ほんっと甘いよね！
俺はもうお腹いっぱいなんだけど！



今日なんかさ、公開 プレイ始めちゃったんだよね。

しかも楽屋でさ。



見てた俺ら、全員ぽかーんとしちゃって。


○○の両面両耳口を、それぞれ山田と圭人と○○が必死に抑えて、
○○くんは危うく鼻血を出しかけてて、
光くんは控えめにふたりを見てた。


俺？


俺はもう……ばっちり見させていただきました。

だってさ、想像つくと思うけど、伊野尾くんってめちゃくちゃえろいの。

細いし白いし声高いし、まじで女？って思ったし。



きっかけ？


それがさ、伊野尾くんね、今日は俺とご飯行く予定だったんだ。


それが○○くんも俺と約束してたじゃんって言ってて。



でもね、ほんとは今日、薮くんとご飯行く予定だったらしくて。

伊野尾くん、そのこと忘れて、俺と約束して、それも忘れて、○○くんと約束したの。


ありえないって思うかもしれないけどさ、伊野尾くんには結構あることなんだよね。


俺らは薮くんより優先してもらうつもりはないからさ、薮くんと行ってきなよって言って。



薮くんが伊野尾くんのこと許して、それで終わりだと思った。



でも、薮くん、ちょっと怒ってたみたいでさ。


そのまま伊野尾くん捕まえて、衣装のネクタイで手首を固定して、自分の膝の上に向かい合わせに座らせて。



にこにこしながら伊野尾くんを攻めてるの、ちょっと怖かったなぁ。


でもま、伊野尾くん気持ちよさそうだったし、俺らも、ふたりが仲いいってこと分かったし。


なんか安心した。



公開 プレイは、もうやんないでほしいけどね！

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