異能の国のアリス

29. 魅惑と疑惑 ページ31

野「132……？」

「うん。はっきり言って超邪魔」

野「ま、待ってくれ！俺は誰も殺してない！」

「それ信じろって方が逆に無理☆」

中「嘘ついたって無駄だからな」

野「ほ、ほんとだ！！」

「………本当？」

中「ぽいなw」

「あははっw君最高だねぇw」

野「…何が…だ」

「えぇ？？だってさ、だってさ？？君の言ってる事が本当だとしたら、132件もの殺人の容疑をすべて君に押し付けたってことでしょ？」

野「……だ…れが…」

「そりゃあもちろん＿＿＿＿石川姫乃でしょ」

野「お、俺は…この船を用意されて"獄兎アリスが来るからそいつを捕まえてくれれば解放してあげる"と言われたから！！」

「うん…だから騙されたんだって！御愁傷様♪」

野「うぁぁぁぁ！！」

中「お前その精神削りにいくスタイル止めろよ…」

「あはっ☆だって楽しいもん☆」





あ〜……

「無事にパーティー終わりますたね」

中「ますたねじゃねぇよ」

「あ、無事じゃないか。この野田とかいうやつ気絶してるけど大丈夫かな」

中「捉え方は問わねぇんだから大丈夫だろ」

「それもそっか☆」

「ん〜っ早くドレス脱ぎたい！邪魔！」

中「別に此処で脱いでもいいぞ」←

「うわ変態」←

中「誰がだ！！！」

「やぁだぁ☆中也さんこっわぁい☆」

中「つかそれ膝丈だからんな邪魔じゃねぇだろ」

「うん」←

中「何なんだよお前…」

「てか私このドレス似合い過ぎじゃない？？もう似合い過ぎて生足魅惑のマー○イドだわ」

中「生足疑惑の間違いだろ」

「疑惑！？」

中「疑惑ww」

「いや自分でツボんなし！！」

中「おぉおぉ悪かったって生足疑惑www」

「くぉんのぉぉ！！！！」




中「なぁ疑惑」

「疑惑やめろ」

中「じゃあ生足」

「気持ち悪ぃロリコンかよ。」

中「お前これから獄兎さんって呼んでやるよ」

「やだぁ！！気持ち悪い！！」←

中「いや、なんで生足より気持ち悪がってんだよ」

「上司にさん付けされるとか引く((」

中「あ、一応上司扱いしてくれてんのな」

「あ、部下でもいいよ？？」

中「巫山戯んな」

部下「(大丈夫かなぁ…ﾊﾗﾊﾗ)」



アリスが上司(中也)に向かって生意気な口を
聞く為、毎回心配する部下達であった。

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