５年に１年ほど目覚める者パート４【七つの大罪】 (ページ8)

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～A～

　『ハァ・・・やっぱ、誰もいない・・か・・・』

Aは集落にて、「死者の都」について情報収集をしていた。
しかし、今のところ手掛かりは無し・・・
それに、誰１人も居ないのだ。

　『ストンッ) 子供でもいいから、どこかに居ないかな～～・・』

Aは屋根の上に座り、集落を見渡した。

？「団ちょも冗談キツいぜ～～～♪
　外に出て早々なんで、料理番をやらにゃいかんの
　大体、こんなシケた村でなんの情報が集まるってんだ～～～～？」

　『は？何で居んの？・・・・・・バン』

声のする方を見てみると、店で料理番をしている筈のバンが居た。

ﾊﾞﾝ「ん？おっ、姫さん見っけ♪
　情報なんて集まってんのか～～～？」

　『・・・集まると思う？』

ﾊﾞﾝ「いんや・・・しかしまぁ、見事な荒れ具合だな・・・」

バンはAに近付きながら言った。

ﾊﾞﾝ「！・・・・・・・・・」
　『あっ、女の子・・・(スタッ』

Aは屋根から飛び降り、バンの隣に立った。

ﾊﾞﾝ「エレ・・・」

？「・・・え？」

ﾊﾞﾝ「・・・・・・あ、いや・・・悪ｨ」

　『も～～、バン、何言ってんの？ww』

Aはバンの言葉に笑っていた。
そして、ゆっくり女の子の方へと歩きだした。

ﾊﾞﾝ「何でもねーよっ・・・・・・なわけねぇか～～～♪」

　『ねぇ、「死者の都」っt((ドサッ)) えっ、ちょっと？！』

Aが女の子に近付きながら「死者の都」について
聞こうとした時、急に女の子が倒れた。