19 3章のお話 ページ28
◇
授業をサボって廊下を歩いてると、ユウちゃんと愉快な仲間たちが歩いてるのが見えた。
あ、ユウちゃんがこっち気付いた。
「こんにちは、A先輩っ」
『やっほー。みんなして授業サボり？ いけないんだ〜』
「アカツキ先輩はなにをしているんですか？」
『オレもサボりだけど』
「あんたも人の事言えねえじゃねえか」
『まあまあ。で？ みんなしてどこ行くの？』
「…………あっ、A先輩も一緒に行きましょうよ」
『行くってどこに……ってユウちゃん相変わらず力強いね！？』
女の子の力とは思えないほどの力で引っ張られて引きずられる。
ユウちゃんに連れてこられたのは鏡の間だった。
「はいA先輩♡」
『なに、この飲みたくない色のNo.1の液体』
「はい先輩口開けましょうね〜」
『そう言われて口開けるヤツいないって』
「自分で飲むのと、エースが口移しで飲ませるのどっちがいいですか？」
「なんでオレ！？ 別にいいけど」
『いや、ちっとも良くねぇだろうよ。わかった、飲めばいいんだろ飲めば』
「はいっ♪」
ユウちゃんに渡された紙コップの中身を一気に飲む。
………………クソ不味い。
『うげぇっ、なに入れたらこんな味になんだよっ』
「飲みましたね？はーい、みんなも飲んでね〜」
「アカツキ先輩の反応を見た後じゃ飲みたくないな…」
「アトランティカ記念博物館に行くには飲むしかねえ。覚悟を決めろ」
『ん？ちょい待ち、今アトランティカ記念博物館って言った？』
「え、言いましたけど…」
『あれ海の中じゃん』
「はい、だから今飲んだのは水の中でも呼吸ができるようになる魔法薬で」
『あのさ、今からどこに行こうとしてんの？』
「珊瑚の海っす」
『むりむりむりむり！！』
珊瑚の海ってあれだろ？ 海の中にあるやつだろ？海ってあれだろ、あの海水がいっぱいあるあの(テンパリすぎておかしくなっております)
あれ、なんか息が苦しく………。
「みんな魔法薬飲んだね？ それじゃあ珊瑚の海へ出発〜♪」
「なんでユウそんなに元気なんだよ。先輩、行くよ」
『はあっ…はぁ………マジかよ……』
エースに腕を引かれて鏡の中へ。
鏡を抜けるとそこは海。
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ここ(プロフ) - 半魚腐人さん» 半魚腐人さん、コメントありがとうございます^ ^嬉しいお言葉に舞い上がりそうなくらい喜んでいますっ、ありがとうございます(*^_^*) (2021年6月24日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
半魚腐人(プロフ) - 完結おめでとうございます！読み終わってからあぁ、もう好き！尊い！しか喋れなかったです（＾ν＾） (2021年6月24日 0時) (レス) id: f423f4b22b (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ラテさん» ラテさんありがとうございます！無事完結させることができて良かったです！面白かった、と言ってもらて本当に嬉しいですっ。応援ありがとうございました！ (2021年1月8日 16時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ラテ - 完結おめでとうございます！男主人公くんのおはなし、とても面白かったです！次回作も楽しみにしています！！ (2021年1月7日 18時) (レス) id: 11f4886bdf (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんメリークリスマス！素敵なプレゼントありがとうございます！すごく嬉しいです〜♪ (2020年12月24日 15時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月5日 12時
