彼の件 ページ3
あなたside
夕方デスクワークをしていると突然保険室の扉が開いた
優太「疲れたぁ」
いつもよのように白衣姿で両手にプリントを持って
「お疲れ、どうだった？」
私が進路相談をしたあと、午後からほかのクラスの進路相談が行われていたのだ
優太「順調なのかな〜わかんねぇ
でもやっぱみんなしっかりしてんね〜
詳しく書いてあって理由も明確だった！
お前んとこは？」
「今日は2人しかできなかったんだけどね？」
優太「えぇ！？2人！？
俺は...10人やったぞ！？」
「そっちはただ進路の話をしただけでしょ？
それに細かいところまで決まってて」
優太「あーそっか、B組はお悩み相談あんのか」
"お悩み相談"
その言い方に少しだけイラッとした
優太「うーわっ怖い顔〜」
「元からこの顔ですけどなにか？」
優太「そんなはずないぞ、俺の嫁はもっと可愛い！」
「じゃあ私は別人なのかもねー」
優太「俺の嫁を返せっ！」
俺の嫁、にキュンときたのは内緒
顕嵐「ちょ...修羅場？」
優太「あ、顕嵐」
扉を閉めなかった優太のせいで顕嵐くんの存在に気づけなかった
顕嵐「離婚予定なら俺がA先生もらうけど？」
優太「するわけねーだろ！！
てかあげねぇよ！？」
顕嵐「岸をもらってくれる人はいなさそうだね」
優太「なっ...！」
カーッとしてる優太をチラッと見て心の中でどんまい、とつぶやいたところで顕嵐くんと目が合った
顕嵐「あ、それはそうとA先生、考えてくれた？」
「え？」
顕嵐「夏休み」
夏休み...？
「あぁ、医師免許のことね」
優太「医師免許？なんだよ顕嵐、お前医者になるのか？」
顕嵐「医者ってより...救命？」
優太「は！？」
顕嵐「なに、岸何も聞いてないの？」
優太「何も」
顕嵐「信頼薄すぎだろ」
優太「いやっ！さっきここ来たばっかだし...！」
顕嵐「昼休み会ってたじゃん」
優太「なんで知ってんの！？」
顕嵐「さぁ？」
「もう優太生徒相手に熱くならないで...
ちゃんと話すから、ね？」
・
「ってことで医師免許を取る、と...」
優太「はぁ！？顕嵐そんな気持ちでやられたら困るんだよ！！
そもそも勢いで医者になるとか言うな！
それに救命なんて大変なんだからな！
寝れないし、カップラーメン食べきれないし...！」
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ぽっぷきゃんでぃー(プロフ) - モチ。さん» コメントありがとうございます！了解しました！ (2018年8月2日 11時) (
レス) id: 3d82ad4b2b (このIDを非表示/違反報告)
モチ。(プロフ) - 突然失礼します!顕嵐くんとはくっついて欲しくないです…。面白いけれど岸くんを考えるとうーんです。だから顕嵐くんはそのまま主人公を思い続けてほしいです。展開的にこれが自分の中ではキュンっときます笑 (2018年8月2日 9時) (レス) id: 7446ff8548 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - 更新を楽しみに、楽しく読ませていただいてます！ 顕嵐くんの片思い、もしくは別に好きな人ができる方向で進んでいただきたいです！主人公は岸くんと別れさせないで下さい(T_T) (2018年7月30日 22時) (レス) id: 01731288ef (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷきゃんでぃー(プロフ) - ちいさん» コメントありがとうございます！そうですよね！ご意見感謝します！ (2018年7月30日 22時) (レス) id: 3d82ad4b2b (このIDを非表示/違反報告)
ちい - やっぱり最後は岸くんであってほしい＞＜！結婚もしてるわけだし！岸くんと過ごした時間や縁は一生ものだと信じています！高校生あらんくんはきっと主人公への思いが募るばかりで色々アプローチして、主人公も思い悩む時もあるけど…って感じを期待してます！ (2018年7月30日 20時) (レス) id: dd3a346537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽっぷきゃんでぃー | 作成日時：2018年7月29日 0時
