らぶらぶ日和？ 3【中原中也】 (ページ7)

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らぶらぶ…73 ページ7

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『……………』

野菜を切っていた手が止まる。

嘘……え、だってまだ…。

中「どうしてか教えてやろうか？」

私の心を読んだかのように話してくる。

中「俺もなァ…学んだンだよ。

家で仕事させればいいなァ…って。」

“あー、安心しろ。首領には伝えてある”

と付け加えて云った。

そっと包丁を置き、逃げる体制をとる。

んー、樋口ちゃんの家に泊まらせて貰おうかな。

という思いと同時に中也の横を抜けようとするが、

『あ、』

当然のように腕を掴まれる。

中「逃げようとしても無駄だ。」

『ううっ……』

チラッと見えた机には袋の中に沢山の紙が入っているのが見えた。

よくこんな重い物を……

あ、異能があるから楽か。

中「あ。」

『………』

何か思いついたのかニヤッとして私を見てきた。

嫌な予感がする。

中「一緒に風呂に入れば書類を半分にしてやる。

どうだ？」

ほらね。

『………遠慮しときマス。』

さっき入りましたし！

中「そうかー。

なら手前は寝れねェな」

『……え？』

中「ん？真逆アレで全部だと思ってねぇよな？

あの倍以上あるからな？」

『え、うそ……。

流石にそれは違う……』

中「最後だぞ。一緒に入るか？」

『……入り…マス。』

中「♪」

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～～～～～～～～

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『ねぇ、中也。

この書類絶対私のじゃ……』

中「あ？うるせェ」

『(絶対一緒にお風呂に入りたかっただけだ…。

騙された……)』

全て終わったのは次の日の朝だった。