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ブーブーブーブー
玄関で靴を脱いだ瞬間に鳴る携帯電話。
鞄の中から取り出し、液晶画面を見ると“森鴎外”という文字
通話ボタンをタップし耳に近付ける。
『…なに?』
森〈Aちゃん。元気かい?〉
通常のトーン。
依頼ではなそう。
『元気だけど…それだけ?』
森〈それなら良かった。最近行けてなかったからね。
エリスちゃんがね、君が作ったケーキを食べないとドレスを着ないと言ってね…〉
『あー、はいはい。わかりました。
何時取りに来る?』
相変わらずエリスには弱いのね。
森〈明後日の10時頃は大丈夫かね?〉
『開店前だから大丈夫。
それじゃあ作れるだけ作っておく』
エリスは1日1ホールは軽く食べそうだからね。
森「ありがとう。それじゃあおやすみ。」
『おやすみ』
ツーツーツーと音がして終了をタップする。
この携帯電話はプライベートなので掛けてくる人は限られている。
ご飯を食べてお風呂を上がったら坂口さんに頼まれた物を調べないと。
“情報屋”も大変だ。
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朝霧夜宵(元?星夜月夜蒼空)(プロフ) - とても面白いです!更新頑張って下さい!其れと、私が変だったら申し訳ないですが【25時】となっている部分は【24時】ではないでしょうか? (2018年8月22日 0時) (レス) id: 2465ecb6ea (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃたこ - このお話とても面白いです。更新頑張ってください!応援しています(*^^*) (2018年8月20日 23時) (レス) id: 3f5d227eff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茎わかめ | 作成日時:2018年8月13日 21時