【ハイキュー】えんきょりれんあい【宮侑】

にじゅう ページ22

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西「ローリングッ サンダァァァ！！！」





「「………」」





練習中、変な事を叫びながらレシーブをする西谷。





月島くんと山口くんなんて笑ってるよ。





武「おつかれさまーっ」




ガララッ



と体育館の扉が開き、武ちゃんが来たので集合がかかる。







武「皆今年もやるんだよね！？


GW合宿！！」





澤「ハイ まだまだ練習が足りないですから」





うん、だよね。




ていうか、武ちゃんなんか嬉しそう…？





武「それでね…

GW最終日 練習試合組めました！！」




おっ！！




菅「相手は…！？」




武「東京の古豪“音駒高校”」




音駒…？




菅「音駒って ずーっと烏野と因縁のライバルだったっていう…？」




確か通称は、




“ネコ”





監督同士が昔からのライバルでお互い遠征に行っていたって聞いたことあるけど…





武「音駒高校っていう好敵手の存在を聞いてどうしても“因縁の再戦”をやりたかったんだ。


相手が音駒高校となれば…きっと彼も動くハズ」




……彼？


まだ何かあるのかな？




澤「よし！せっかくの練習試合無駄にしないように練習も合宿も気合い入れんぞ！」




「「オース！！」」






＊








菅「今年もおばあちゃん家に帰るの？」




『わっ…あ、はい。
GWの初日2日間……合宿には3日目から参加できるので、練習試合にはいますよ』





練習終わり、軽い部室の掃除をする中、近くにいた菅原先輩が話しかけてきた。

去年のGW合宿は引っ越してきたばかりということもあって参加できなかったからね…。




菅「すごいよなぁ…宮城から兵庫まで行くって。絶対大変だべ」




山「兵庫…？？」




話を聞いていたのか近くにいた山口くんが頭の上にクエスチョンマークが沢山見えた。




『私ね、高校入学と同時に兵庫から宮城に来たんだ。理由は、よくある親の転勤だからそんな深い意味は無いよ』




日「影山！ヒョウゴってどこだ？」



影「知るか！！」




どこって……。




澤「色々と大変だよなぁ……」





そうです。色々と大変です。助けてください。

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