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ジャンクと並んで、夕日に照らされた砂浜を歩く。
風が静かに海を揺らしている。
ジ「今日はどうだった?」
『とっても楽しかった。幸せな1日だったよ』
ジャンクはほっとした表情を見せた。
『…私、まだ帰りたくないな』
4人の声も聞きたいけれど…2人でいたいよ。
ジャンクは答えるように私の手をとった。
ジ「俺も…、帰りたくない。Aといたい」
ジャンクはいたずらっ子のような笑みを浮かべて言った。
ジ「2人で暮らす?」
『2人!?!?』
あははとジャンクは笑った。私もつられて笑う。
2人で暮らすのも…悪くは無いかも。
『あるにあ達が許さないと思うんだけど…w』
ジ「確かに…。
…俺さ、不安なんだよね。Aが俺から離れていくんじゃないか、って」
『えっ…?』
足が自然と止まる。
ジ「…あいつらは諦めてないから……」
私は、ぎゅっとジャンクを抱きしめる。
ジ「A…?」
『私はジャンクが大好きだよ。
…みんなも好き、なんだけど』
ジャンクは微笑む。
ジ「Aらしいな」
◇◇◇
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夜桜 さや(プロフ) - うわぁああああああああぁぁぁ///(失礼しました)もうやばいですね!好きです!(語彙力が来い) (2020年6月23日 23時) (レス) id: 9e113d5b25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇夜餅 | 作成日時:2019年5月18日 8時