双子だなんて知らずに君は恋をする【黄】 stxxx

大事な事 ページ34

紫 side


夕飯が終わり各自それぞれ好きなことをし始める。


そして俺も食器を片付け、自分の部屋にこもりあることについて考える。



……。



うーん。


やっぱり気のせいなのかな？


頭を働かせながら、
ベッドに寝転がりかれこれ10分。


最近気になっていることがあった。


まぁ…それが 考える事 なんだけど。




Aって…るぅとくんと兄妹なんじゃないかな。


そう、ずっとぐるぐる考えて悩まされているのは
この事…。


なんだか色々似ている気がした。


見た目は…まぁ異性だからるぅとくんを女の子にした、みたいな感じなんだけど。


どっちかって言うと……


性格？雰囲気…とか。
特に似てる。


だけど2人ともそれに気づいてるようには見えないんだよなぁ。


兄妹って確信した訳じゃないけれども。


あ、同じ年だから双子かな？


もし双子だと仮定して…なんで2人はそれに気づいてないんだろう。


もしかして…生き別れの兄妹！？


るぅとくんって両親亡くしてるよね。


確かそのあとはころちゃんのところで……


あっ！


そうだ。大事な事忘れてた。


るぅとくん…記憶なくしてる。


るぅとくんが気づいてないのはまぁそのせいだとして、



Aは……なんでだろう。

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