【歌い手】苦しみたくないから【吸血鬼】

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ぴくっと肩を震わせた



私は耳が弱い




坂「なに、もしかして興奮しとるん？(笑)」




『ナ、ナ、ナニイッテルンデスカァ〜』




坂「俺のお願い、聞いてくれるよな？」





頷くしかなかった。頷かないとバラされるじゃん？どうかんがえてもさ



坂「血を吸わせてほしいんやけどさ」





知ってたよ。うん



坂「もちろん無理とは言わせないけど、ね」





いつものさかたんじゃない…



いつもはなんか、わんわん！なでなでして〜



って感じの犬だけど



今日は、お前を食べてやるぞ



って感じの狼




『言わないんなら…いいよ』






坂「ありがとうな〜」




あぁ、私ここでしぬのかぁ！





『いつでもど、どどどどうぞ…』




坂「あはは、肩の力抜い…」




およ？どうした？




坂「…双羽ちゃん、ここ誰につけられたの」




鏡で見てみると赤いあとが２つついていた




いや、キスマとかそーいうんじゃなくてなんかその…




牙が刺さった痕、みたいな

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