【歌い手】苦しみたくないから【吸血鬼】

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『司は…こんな私を必要としてくれるの？』




伊「うん、いつでも相談のるからね」



『ありがとう…』



伊「こんなこと聞いちゃあれだけど、学校内でも凄いニュースになってるよ。離婚の…こと」



『知ってるよ。いつまでもくよくよしちゃいられないよね！』



伊「強いね、Aは」




優しい手つきで私の頭を撫でる



『ていうか、司はこんなとこにいていいの？』




伊「僕？僕は大丈夫だよ。少し頭悪くなっちゃうけど」




『え！早く行ってきなよっ！私なら大丈夫だから！』



伊「あはは、うそうそ(笑)そんなので悪くなったりしないからね？」



すげえな、生徒会長って




「Aっ！」



そこにいたのは、私の友達でもある雪那ろん(ｾﾂﾅ ﾛﾝ)だった



『ろ、ろん！なんで…』



ろ「何でじゃないよー！今日も授業来ないんだもん！」



『ろんはさ、私のこと避けたりしないの…？』




ろ「何で避ける必要があるの？」



『ろんまでいじめられちゃうよ。ろんには幸せになってほしいの…』





ろ「そっか、って友達やめるわけじゃないよ！？本当の友達だから、かなぁ…」




ほんとうの、ともだち…？

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