出会い 2 ページ6
ユウリ「カノン!!あなた海軍を追いなさい!!」
カノン「は?」
ユウリ「あんた、やられっぱなしのまんまでいいと思ってるの?」
カノン「それは・・・」
ユウリ「あのレストランに入って行ったわ、私たちの船を壊されたのよ?それに顔を見られていたら・・・・わかってるわよね?ついでに私たちの料理も」
カノン「はいはい・・・・」
カノンは軽くジャンプをして、レストランの入り口にたどり着いた
カノン「案外近かった・・・」
俺は、さっき海軍の奴が入ってきた後に何か髪の長い影が見えた気がして、外に出た。するとそこには、黒髪に少し赤いメッシュの入った綺麗なレディーが立っていた
ドキン・・・ん、いつもはメロリンなのに、今回は何か違う感じがした。
「いらっしゃいませ、ご予約ですか?」
っさ、、、彼女は俺から少し距離をとった
カノン「いや、僕は別に客じゃないんだ・・・・ここに海軍が入ってきたと思うんだけど・・」
「ああ、入ってきましたよ?」
カノン「まぁ、色々あってねそいつを殴らないと、いけないんだ、でも、こんな素敵なお店でそんなことしたら悪いね、奴が出てくるのを待つことにするよ、何か軽いものでも食べようかな」
「そうですか・・・こちらへ」
そう言って彼女を俺は席へ案内した、何か、この子は重いものを抱えているんじゃねぇか、そんな気がした・・・・いつもは女なんて同じようにしか見えないのに彼女は違った・・・・
「どうぞ、レディ「カノン・・・」え」
カノン「カノンだ、なんだかその呼ばれ方はなれないんだ・・・」
「失礼しましたカノンちゃん、こちらがメニューになります」
彼女はメニューを広げていた
カノン「綺麗・・・・」
「え?」
カノン「このメニューの絵、とっても綺麗、絵には描いた人の心が表れるんだ、きっとこの人は心が綺麗で温かいんだろうな・・・・」
「ありがとうございます」
カノン「え?」
「それ、私が描いたんです、レシピを描くついでに描いていたらこんなとこにも使わちまって」
カノン「じゃぁ、これをおねがいします(ニコ」
「///俺はサンジ、くそ上手いのを持ってきますね」
初めてだった、俺が料理以外で何かを上手いなんて言われたのは、絵を見ているときの彼女の顔は、俺と会った時とは、比べ物にならない位綺麗で・・・ついコックであることを忘れちまった。この子をずっと見ていたいそう思ったのは・・・秘密
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花鳥風月 - とても面白いです!これからもがんばってください!! (2015年1月10日 19時) (レス) id: 1558d33439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷姫 | 作成日時:2014年1月9日 0時