レインボーパステル ページ39
僕はなんだか、レミィーがルフィ達と海軍の時の話をしているみたいだったから、サンジのいるキッチンへ入った・・・・
サンジ「お?どうしたカノンちゃん?」
カノン「なんでも・・」
サンジ「そうかい・・・はい、これアイスティーだよ」
カノン「ありがとう・・・」
サンジ「ガムシロップ入れといたから」
カノン「え・・・」
サンジ「甘党だろ?」
カノン「でも、よくわかったね、僕がガムシロップ欲しいって・・」
サンジ「カノンちゃんのことならなんでもわかる」
カノン「そう・・」
サンジ「なんか食いたいもんでも見つかったか?」
カノン「ううん・・そんなことじゃない、それに僕はサンジが作ってくれるのだったらなんでもいいから・・」
サンジ「こんな綺麗で可愛いレディーにいわれたらクソうれしいな」
カノン「あっそ・・・・」
サンジ「なぁ、カノンちゃん、俺でよかったら相談に乗るぜ?」
カノン「ほんとうになんでもないんだ、ただ・・・レミィーがルフィ達と海軍にいたときの話をしているみたいだったから・・・」
サンジ「いずらくなったってわけか・・・」
カノン「まぁ、そんなところだよ・・・・」
サンジ「なぁ、カノンちゃん、君が海に出た理由ってなんだ?」
カノン「・・・レインボーパステル・・・」
サンジ「え?」
カノン「レインボーパステルを見つけること・・レインボーパステルはこの世界の色をすべて表現できる幻の絵具・・僕は信じてる、だってすごいだろ?世界中の色をすべて表現できる、まぁ、一つ一つの色を作りあげるのに楽しさもあるんだけど、やはり一度は見てみたいって思うんだよね・・・まぁ、海軍にいたころは誰も信じていなかったからバカにされたけど・・」
サンジ「おれはあると思うぜ」
カノン「なんでそう思うの?」
サンジ「俺も同じだからさ・・・俺が目指してるのはオールブルー、4つの海が一つになった海さ・・・俺だってガキの頃は散々バカにされたさ・・・・」
カノン「オールブルー・・やっぱりサンジも目指してるんだね・・・」
サンジ「え?」
カノン「僕の父も・・」
サンジ「カノンちゃんのお父様も・・」
カノン「うん・・・・」
サンジ「俺は死なねえ・・・」
カノン「サンジ・・・・」
サンジ「クソ船長は俺らを絶対に死なせねえだろ?」
カノン「まぁ、それもそうか・・・」
君のおかげで少し安心したのは内緒
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花鳥風月 - とても面白いです!これからもがんばってください!! (2015年1月10日 19時) (レス) id: 1558d33439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷姫 | 作成日時:2014年1月9日 0時