白いアザレア【オリバー･ウッド】 (ページ9)

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皆が歓声をあげている

ほんとに勝ったんだと実感した

オリバーに目を向けると

笑顔でガッツポーズをしていた

ああ、なんてかっこいいんだろう

応援してよかった

そう思った

オリバーのこの笑顔が見れるなら

私はなんだってしたい

「ウッドにはきっと届いたのよ」

「あなたの声援が」

「そうだと、いいなぁ」

「ウッドの話、聞けるわね」

「え？」

しまった、応援に集中しすぎて

すっかりその事を忘れていた

「え？って、もしかして忘れてたの？」

「あんなに気にしていたのに？」

「うぅ、今思い出した、の、、」

「まったくもう、あなたって人は、、」

ハーマイオニーに責められながら

観客席を後にして

グリフィンドールの談話室へ向かう

「なんか、緊張してきた、、」

「私は分かるわ」

「ウッドが言おうとしていること」

「え？じゃあ、教えてよ！」

「教えないわよ！」

「ウッド本人から聞きなさい！」

「は、はぁい」

これじゃあ

どっちが年上か分からないね

ハーマイオニー

オリバーの話って何なんだらう

「悪い話じゃないといいけど」

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