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「そういえば、どうして僕に話しかけたのー？」
帰り道も、まだ話していた。
「元気が無かったから……っていうのも本当なんですけど、
僕達は余り話したことが無かったので、僕の単なる興味っていうのが強いですね」
「……ふーん？」
僕なんかに興味があるのかと不思議に思いながら、その話に相槌を打つ。
僕は余り人に興味が出ないからね。興味があるのは蝶々と風景だけだ。
あ、さっき見たあの綺麗な海、あとで水彩画に描こう。
「そういえば、今日は赤頭巾ですか？」
「其処は触れないで欲しかったなー」
いつもながらにしている
しかしこれは厭々だ。
元の服が没収されたので、着られる服がこれしかないというのが現状なのだ。
谷崎さんの妹さんは容赦がないから怖い。
それがいつも続くもので、探偵社には
というか、この前歩いていたら噂の子だと云われた。
もうやめて。
そんな事を宮沢さんに伝えると、“お疲れ様です” と云われた。
助ける気は無いのですね。
“もう此れが運命なんだー……” と云いながら角を曲がると、見慣れた後ろ姿が目の前にあった。
其奴は、後ろを振り返る。
拙い、油断していた。
此奴はいつ現れるかわからないのに、僕は何をしていたんだ。
過去の自分を恨み乍、急いで宮沢さんの前に出て腕を広げた。
目の前の其奴と目が合う。
「_____……やぁ、随分元気そうじゃないか
「……エー、ミール……！！」
そいつは嬉しそうに微笑んだ。
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小泉八雲 - あらら…終わってしまったんですか……続きがとても気になります 更新期待してます……！ (7月13日 22時) (
レス) @page23 id: a3d5b84e3e (このIDを非表示/違反報告)
らむくん@ヴィル様の旦那さんになりたい人(プロフ) - えっ、嘘！？終わり……！？ (2020年11月9日 17時) (レス) id: c2e37a127a (このIDを非表示/違反報告)
アカヤ(プロフ) - うわぁ…！めっちゃ面白いです…！ 更新待ってます。 (2020年11月7日 14時) (レス) id: c94cddf62e (このIDを非表示/違反報告)
あかや - お、終わり、、、？ 続きをお願いしますぅ、、、！ (2020年11月7日 14時) (レス) id: 51d8bbe764 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - いします！ヘッセくんやエーミールも好みなので、もっと見てみたいです。長々と失礼しました！ (2020年1月10日 23時) (レス) id: 52067018fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篝 ヒカル | 作成日時：2017年4月22日 17時
