ただいま。 ページ2
「んん。疲れたぁ。」
此処は人通りの少ないこじんまりとした小さな喫茶店。
私はここでオーナーをやっています!!
まぁ、元は私のおばあちゃんのお店だったんだけどおばあちゃん、体壊しちゃって私が継いだんだよね。
店の扉が開いてお客さんが入ってくるベルの音。
小鳥がぴよぴよと鳴き声をあげる小鳥さえずり。
昔からの常連さんの笑い声。
私はこの場所が大好きで、おばあちゃんがくれた私の帰る家。
「…あれ。今日は遅いなぁ。」
そして私がとある人……彼を待つ待ち合わせの場所でもある。
待ち合わせの場所?
あ、帰る場所か!
まぁどちらでもいいんだけどとりまそんな所。
私の待つ人はとっても忙しくて、お店が閉まる頃に顔を出してくる。
そして彼はいつも私の作るスイーツを食べてくれる。
「美味しいよ。」って笑顔を向けてくれるのです。
今日は何を作ろうかな???
えへへ。ビックリさせたいな。
「ただいま。」
私がうきうきしながらいると彼はいつもの合言葉を告げて扉を開けてきた。
「おかえり。"天くん"。」
27人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆ(プロフ) - ちーずけーき。の夢主ちゃんの言葉の「御名答」が『5名等』になっています。2年半前の作品なので覚えてないかと思いますがよろしくお願いいたします。 (2021年8月1日 21時) (レス) id: bfb657efb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りいか | 作成日時:2019年2月1日 20時