〜人生万事塞翁が虎〜 ページ3
━━ 一杯の茶漬け
梅干しに刻み海苔
それに夕餉の残りの鶏肉 ━━
それを熱い白湯に浮かべ
塩昆布と一緒にかきこむ
旨かったなあ
孤児院の台所で人目を
忍んで食った夜の茶漬け
ていうか━━
腹減って死ぬ━━
とある河川敷にその少年はいた
僕の名前は敦
━━故あって 餓死寸前です
敦「(孤児院を追い出され 食べるもの 寝るところもなく
かといって盗みを はたらく度胸もなく こんな処まで 来てしまった)」
生きたければ盗むか 奪うしかない━━
けど━━
〜回想〜
お前など孤児院にも要らぬ!
どこぞで野垂れ死んでしまえ!
〜回想 終了〜
敦「(五月蝿いー
僕は死なないぞー)」
生きる為だ
次に通りかかった者 そいつを襲い
財布を奪う
すると敦は気配を感じた
敦「(…気配!)」
ふと、気配のある方を見ると川に足と一人の女性が流れていた
敦「あの!!大丈夫ですか!!??」
女性は敦の声に気が付いた
『あら!!そこの少年!私のダーr、、、、隣に流れてるこの人拾ってくれないかしら!?』
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作者名:わかめ | 作成日時:2020年6月27日 18時