ヒーローの君へ［特撮 反応集］

戦隊:"受け止めて"と言ってみた[boonboon] ページ26

〈範道大也〉

「おう、思い切り来い！」
受け止めて〜！と言いながら落ちる私をオーライ、なんて言いながら満面の笑みで待つ受け止める役の本人。いとも簡単にぽすっと姫抱きスタイルで彼の腕の中に納まる。
「ナイスフライト、ってとこだな。怪我は？」
『ないけど死ぬかと思った…ありがとう大也。』
「俺がいる限りAが危険な目に遭うことはねぇよ。」
そう上から見下ろされて恥ずかしくなり顔を下に向ける。
にしても軽いなA〜と言い私を姫抱きのままにして歩き始める。昼飯、行くか？なんて零した彼に大きく頷く。愛車に優しく下ろしてくれた後、彼は上機嫌にエンジンをかけた。




〈鳴田射士郎〉

「なっ……！？待ておい！」
こちら見るや否やらしくない慌てた口調でこちらに向かい抱きとめてくれる。
「お前…！どれだけ危険な事冒したのか分かってるのか？」
なんて言葉を皮切りにお説教タイム突入。
『でも射士郎さんなら受け止めてくれるって思ったから。』
そう言い彼の顔を見るとほんと…そういう所だぞAは。と言って後ろを向いてしまう。
心配させすぎたか、謝ろうと彼の肩を叩こうとした時その腕を掴まれて身体が彼の方へ傾く。
「無茶だけはやめてくれ、俺の心臓が幾つあっても足りない。」





〈阿久瀬錠〉

「え？ちょ、A…！？」
驚いた顔でこちらを視認するとすぐさま駆け寄りしっかりキャッチ＆姫抱き。
暖かく鍛えられた彼の身体に安堵感を覚えてへなへなと身体の力が抜けるのを感じる。
「無事か？痛いところは？」
『助かった…ありがと。ないよ、錠くんあったかい。』
「後で好きなだけ抱きしめてやるから。で、何もあんな無茶しなくても良かったんじゃないか？」
『下に錠くんいるなら安心でしょ？』
「確かに一理あるかもしれない……じゃなくて！！！」
Aが心配過ぎてどうにかなりそうなんだが…、と言って頭を抱える彼に私は笑みを浮かべた。





〈振騎玄蕃〉

「これはこれは可愛いお嬢さんが振ってきたな。」
落ちるこちらにすぐ気がついて手を伸ばしふわりと抱きとめてくれる。
「天使が降りてきたのかと思ったよ。」
『冗談じゃない…死ぬかと思ったんだから。』
からからと笑う彼に恥ずかしくなって軽く小突き顔を逸らす。
下ろされて地に足がつき、ほっとする私を隣で微笑んで見る彼。
「でも無茶は良くないな、Aちゃんの身体だよ？もっと大切にして？」
そうこちらに目線を落としながら飴を舐める彼に私は小さく頷いた。







ぶんぶん、全キャラ好きです…૮ . ̫ . ა

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