［Wizard］ ページ21
〈操真晴人〉
こんな夜まで待たせちゃって、俺の分はないのかと思ったよ。と笑う彼に今さっき作り終えたんです、と言いチョコを押し付ける。
｢凄ぇ美味しそう、これ全部Aちゃんが？｣
『本命ですから頑張っちゃいました』
｢そっか俺のために作ってくれたんだね。ありがとう、嬉しいよ。｣
そう言いながらこちらに笑みを向けて後でゆっくり食べるね。と言い1つ口に放りみながら面影堂のソファに腰掛ける。微笑みながら彼の横に腰を下ろす。
｢ん、甘い。俺の口に合わせてくれたんだ。｣
プレーンシュガーを好む甘党の彼にと思いチョコをスイートにし砂糖も加えたけど裏目に出てしまったかな…と思った瞬間腕を引かれてふわりとチョコレートの香りがしたと思うと唇を奪われる。
驚いた私を他所に目を細めた彼。
口を割って入ってきた彼の舌がチョコレートの甘さを伝えてくる。
｢どう？分かった？｣
『甘…どうも何も、急にすることないじゃないですか』
じゃあ事前に報告すればいいんだね、と彼は呟き私をひょいと姫抱きする。
｢チョコのお礼させてよ。Aちゃん。｣
耳元にキスを落とされ微笑む彼にずるい魔法使いだと呟き目を閉じた。
〈仁藤攻介〉
｢やっぱAのやつが1番美味いんだよな〜！｣
そう私のマンションで寛ぐ彼にやった！と言いながら洗い物を進める。
「俺毎年Aのチョコ食ってたいわ。」
『もっとましなプロポーズを期待してます〜』
「そういう意味で言ったわけじゃねぇよ笑」
ありがとな、と言いぱくぱくと食べていく彼。
バレンタインでもいつもの様に他愛のない会話をしながらだらだらするのが私達の日常。
「A〜」
そうリビングから呼ばれて水のついた手を拭き彼の元へ言った瞬間おりゃ！と腕を引かれて彼の腕の中へ。
『急にどうしたの？』
「や、お前が可愛くて可愛くてつい。」
そう言われ可愛いな〜ほんと！と言いながら私の背中をぽんぽんと優しく叩く。
『チョコにお酒は入ってなかったはずだけど…』
「ばか、酔ってもねぇよ。彼女に可愛いって言って何が悪いんだよ。」
そう言って揶揄うやつにはこうだ！と言われて首を甘噛みされる。
擽ったいよと笑いながら彼から離れようとするも腰に彼の腰が回されていて離れることができない。
「…お前、甘いな。」
『へ！？』
離れないと、そう思った瞬間組み敷かれて彼の顔と天井が広がり彼の目に映る私と目があった。
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温泉卵 - 誤字あってすみません‼︎😭 (3月23日 0時) (
レス) id: cf3aefaeb6 (このIDを非表示/違反報告)
温泉卵 - こんにちは！コメント失礼します！いつも楽しく見させて頂いてます！リクエストしたいのですがウィザードで怪我してしまった。またいな感じお願いしたらしたいです。できたらお願いします！ (3月23日 0時) (レス) id: cf3aefaeb6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽに(プロフ) - るしゐさん» そういって頂けて恐縮です~т_тマイペースでやっていけたらと思いますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します🤝🏻 ̖́- (2月21日 0時) (レス) id: 48bd687bc9 (このIDを非表示/違反報告)
るしゐ - バレンタイン反応集、とても素敵でした！！これからも更新頑張ってください✨ (2月15日 20時) (レス) id: 3376040ee3 (このIDを非表示/違反報告)
華沙音(プロフ) - ぽにさん» 全然大丈夫です！！楽しみに待ってます🫶🏻´- (1月18日 23時) (レス) id: 7586dfe39b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽに | 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2023年12月31日 17時
