彼シャツしてみた[Ex-eid] ページ13
〈宝生永夢〉
「Aさん…？」
洗濯物を畳んでいる際ふと目に止まった白衣。
そういえば洗濯を回すとか何とか言ってたな、と思いつつ手に取り少しの好奇心からふわりと肩にかけているのを見られて顔に熱が集まる。
『え、えむくん…』
「あまり良くないですよましてや白衣なんて」
そう言われて白衣を回収される。医療現場で用いられるものだ、彼が言う事は正しい。けど、けど！と思いながら洗濯物を仕舞おうと立ち上がろうとしたその時ふわりと後ろから抱きしめられる。
「すみません、言い方少し強すぎましたね」
後ろを振り向くと困り顔の彼と目が合う。
『こちらこそ何も言わずごめんね？』
「Aさんが謝る事なんてないですよ、洗濯してあってもほら、僕色々とドジしちゃってるんで少しでも汚れたりしてる場所あったら恥ずかしいじゃないですか」
と話す彼に幻覚であろう耳としっぽがぺしょりとしているような気がして思わず笑みが溢れる。
『どんなえむくんでも私は好きだよ。』
「やっぱ僕はAさんには勝てません笑」
ご飯にしましょうか、なんて言われながらふわふわな時間を過ごす。
〈鏡飛彩〉
「何をしている。」
久々に持ち帰ってきた彼の白衣をぱさりと羽織り彼はこれを着て彼は医者を…とか私も診察されてみたい。とか限界を極めすぎていて一人で微笑んでいた所を当本人に見られて固まる。
『あ、ちょ飛彩さん…』
目を細めてワイシャツの第一ボタンを開けながらこちらに向かって歩いてくる彼に若干の苦笑いを浮かべながら目をぎゅっと閉じると頭にぽんと手が置かれる。
「何かあったのか？」
『………………へ？』
予想外の彼からの言葉に咄嗟に出る私の言葉は一文字。
「この所残業や緊急オペが多かったからな、寂しい思いをさせてしまったか。」
『や、ちょま、』
弁解をしようとするもその瞬間にぐと引き寄せられ背を優しく撫でられるものだから恥ずかしくて彼の顔を見れない。
『すみません、つい魔が差して白衣を…』
「問題ない、いくらでも羽織ってろ。俺がもう少しお前との時間を作らなければな。」
そうつらつらと述べられするりと頬を撫でられる。
「A」
『…？はい』
そう優しい声色で名前を呼ばれて彼の裾を掴む。
「いつも感謝している。」
滅多に聞けない彼の真っ直ぐな言葉を聞けたので、彼シャツ作戦結果は成功となった。
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温泉卵 - 誤字あってすみません‼︎😭 (3月23日 0時) (
レス) id: cf3aefaeb6 (このIDを非表示/違反報告)
温泉卵 - こんにちは！コメント失礼します！いつも楽しく見させて頂いてます！リクエストしたいのですがウィザードで怪我してしまった。またいな感じお願いしたらしたいです。できたらお願いします！ (3月23日 0時) (レス) id: cf3aefaeb6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽに(プロフ) - るしゐさん» そういって頂けて恐縮です~т_тマイペースでやっていけたらと思いますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します🤝🏻 ̖́- (2月21日 0時) (レス) id: 48bd687bc9 (このIDを非表示/違反報告)
るしゐ - バレンタイン反応集、とても素敵でした！！これからも更新頑張ってください✨ (2月15日 20時) (レス) id: 3376040ee3 (このIDを非表示/違反報告)
華沙音(プロフ) - ぽにさん» 全然大丈夫です！！楽しみに待ってます🫶🏻´- (1月18日 23時) (レス) id: 7586dfe39b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽに | 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2023年12月31日 17時
