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雅紀side 次の日in学校
雅「よしっ、これで大丈夫なはず」
昨日ともくんに聞かれた時マジで焦った。
たかが約束破って言ったんじゃないかって。
いじめのことは聞かれなかったからよかったけど…。
和「まーくん、理科の宿題ノートある？」
雅「もっちろん。
夜と朝に淳太にも確認してもらったし、今日1日
離さずに持ってたから！」
和「なら大丈夫だね。行こっか」
これでやっと提出できるよ〜、安心安心。
「やばいやばい。忘れ物だ〜！…うわっ！」
雅「うわ！いったぁ…」
ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬﾝ
ぶつかった衝撃で荷物全部落としちゃった。
「あー！やっちゃった…ごめんね！………はい」
雅「あ、ありがと。
君も大丈夫？」
「うん、僕は大丈夫だよ。
ほんとにごめん！」
和「あの子同じクラスの子じゃん」
雅「え、そうなの？」
和「まーくんひっど。
まぁ俺も名前は分かんない」
…それじゃあ和も一緒だよ。
1回も話したことないんだから分かんないって。
でも、優しい子だったなぁ。
俺もぶつかっちゃったのに荷物全部取ってくれてさ。
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
理「宿題集めるぞ〜」
今日は大丈夫！ノートノート…ノ…ート……。
雅「…！？な、ない…」
何で…教室出る時はあったのに…。
和「ﾎﾞｿｯ)どーしたの？」
雅「ﾎﾞｿｯ)ノートがない」
和「ﾎﾞｿｯ)何で！？どこにやったの？」
雅「ﾎﾞｿｯ)それは俺が聞きたいよ！」
まさか……さっきぶつかった時にあの子が…。
理「中間〜？今日はあるんだろうな？」
雅「ない……で…す」
理「はぁ…もういい、座れ」
忘れすぎて先生も呆れてる。
終わったらあの子に返してもらわなきゃ！
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
雅「ねぇ、君！」
「え、僕？あ、さっきぶつかってごめんね！」
雅「もうそのことはいいんだよ！
それよりノート！俺の理科のノート返して！」
「ノート？僕、自分のしか持ってないよ？」
雅「嘘つかないでよ！
ぶつかった時、間違えて持って行ったんでしょ？」
「だから知らないって」
雅「何で！君とぶつかる前までは持ってたもん！」
「しつこいよ！見て！持ってないだろ！」
あっ…持ってない……。
「勝手に犯人扱いされて…たまったもんじゃない」
雅「………」
葉「酷いな〜、ノート忘れたのを人のせいにするなんて」
宮「これだろ？中間のノート」
雅「何で…」
宮「教室に落ちてました笑」
嘘だよっ…だって…え？
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KK(プロフ) - 俺っさん» こちらこそ、読んでくださりありがとうございます。そう言っていただけると本当に嬉しいです！！ (2022年12月5日 16時) (
レス) @page42 id: 0ba4385f4b (このIDを非表示/違反報告)
俺っ(プロフ) - お疲れ様でした！！いつも更新楽しみにしておりました！ストーリーの作り方も本当に上手で感動しました！最後もすごい泣けるなぁ、と思いました！素敵な作品、有難う御座いました！！ (2022年12月5日 10時) (レス) @page43 id: 7656fd5c8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KK | 作成日時：2022年10月14日 16時
