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雅紀side
櫻「来週の土曜に東西中学校で部活動体験があります。
手紙に体験したい部活と、保護者のサインを書いて
もらって、来週の月曜に提出してください。
部活によって必要な物が違うからしっかり確認する
ことと、土曜だからって休まないように」
これがたかと裕が言ってたやつだよね。
俺はバスケだけど、和たちは何するんだろ。
後で聞いてみよ。
櫻「はーい、じゃあ昨日やった算数のテスト返すよ。
出席番号順に取りに来てね〜。大野和也くん」
うわ、昨日の算数のテストって結構難しかったやつだ。
時間も結構ギリギリだったし、自信ないな…。
櫻「中間くん」
雅「はい」
櫻「中間くん、よく頑張りました。
クラスの中で1番取れてたよ」
うそ、97点だ…。
嬉しい！！帰ったらともくんに褒めてもらわなきゃ！
葉「どうせカンニングしたんじゃないの？
お前がそんな高い点数とれるなんて思えない」
雅「してないし。勝手なこと言うな。
ちゃんと勉強した結果じゃん」
和「そうだぞ」
葉「君には関係ない」
櫻「葉宮くん、席ついてね。
今回のテストは結構難しかったみたいで、点数も
よくなかったです。
この時間はテスト直しに使ってください。
あと〜中間くん、ちょっと」
え、何で？
まさかカンニングのこと疑ってる！？
櫻「さっき葉宮くんにカンニングって言われてたけど」
雅「違います！！してないです！絶対に！！」
櫻「大丈夫、疑ってないよ。
君の成績を見ても勉強できるって分かるから。
中間くんを見てると淳太のこと思い出すよ。
やっぱり兄弟だなって」
雅「淳太って兄ちゃんの？」
あ、確か担任だったって言ってた気がする。
櫻「そう。
淳太は君と同じで勉強が得意だったから、授業中の
姿が時々重なって見えるんだ。
きっと淳太に勉強教えてもらってるのかなって。
まぁ…運動は正反対で全くダメだったけど…笑」
雅「そう…なんですか」
櫻「淳太の兄弟だからって贔屓とかできないけど、
勉強ができるのは知ってるから、自信持ちな？
さっきの言葉も気にする必要ないからね。
中間くんの点数に嫉妬してるだけだろうし」
雅「はい…ありがとうございます」
そう言ってくれてなんだかホッとした。
よかった…ちゃんと分かってもらえて。
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KK(プロフ) - 俺っさん» こちらこそ、読んでくださりありがとうございます。そう言っていただけると本当に嬉しいです！！ (2022年12月5日 16時) (
レス) @page42 id: 0ba4385f4b (このIDを非表示/違反報告)
俺っ(プロフ) - お疲れ様でした！！いつも更新楽しみにしておりました！ストーリーの作り方も本当に上手で感動しました！最後もすごい泣けるなぁ、と思いました！素敵な作品、有難う御座いました！！ (2022年12月5日 10時) (レス) @page43 id: 7656fd5c8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KK | 作成日時：2022年10月14日 16時
