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雅紀side
はぁ…お泊まり行きたかったなぁ…。
あの時ともくんの言うこと聞いとけばよかった。
和もあんなに嬉しそうにしてたから申し訳ないよ。
雅「つまんないな〜」
ｺﾝｺﾝ
流「にーに、入っていい？」
雅「入っていいよ…てか流星の部屋でもあるんだからさ。
わざわざノックしなくていい…ってえ？」
和「まーくん、大丈夫？」
雅「え、和…何でいるの？」
和「約束通り迎えに来たんだけど風邪って聞いたから。
心配で流星くんに案内してもらった」
雅「あ、そうなの。
ごめんね、行けなくなっちゃって」
和「しょうがないよ、風邪だもん」
流「りゅうがな！にーにの看病しとるんやで！」
看病っていうより俺のそばにいたいだけって言うのが
よく伝わって来る。
和「お！流星くん、偉いじゃ〜ん。
そんな流星くんには潤くんのクッキーあげちゃう！」
流「ええの！？ありがと！！」
和「お礼は潤くんに言ってよ。
あ、まーくんにもあるんだよ、はい」
雅「え〜…悪いよ。
遊べなくなったのにお菓子だけもらうって。
それに本人いないし」
和「潤くんは多分まだ寝てる。
だから昨日の時点で頼まれてたんだ」
あ〜確かに潤、朝若干機嫌悪いもんね。
朝が弱い顔してるもん。
でもせっかく作ってくれたからありがたく貰っとこ。
料理はするって聞いてたんだけど食べたことないし。
雅「ありがと、潤にお礼言っといてくれる？
もちろん俺からも直接言う」
流「りゅうも潤くんにありがと言うてたって伝えて！」
和「そんなに喜んでもらえて潤くんも嬉しいだろうね」
で、結構長い時間3人で仲良く話してたんだけど、
大「和、もう帰ろ。
もうお昼になっちゃう」
和「もうそんな時間？」
和のお父さんが部屋に来たからそろそろお開きみたい。
大「風邪なのに和の相手させちゃってごめんね」
雅「すごく楽しかったです！」
大「よかった、これからも和と潤をよろしくね」
雅「はい！」
流「ねぇねぇ和くん。
今度にーにと一緒にりゅうも和くんと潤くんのお家、
遊び行っていい？」
和「全然いいよ！4人で遊ぼうよ！」
流「やったー！！4人で遊ぶ！」
流星のことも可愛がってくれて、ほんとに優しいよ。
雅「よかったじゃん。ありがと、和」
和「俺もみんなで遊びたいし。
だから早く風邪治すんだよ？
また月曜日ね！おじゃましました！」
雅「うん！バイバイ」
流「バーバイ！」
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作者名：KK | 作成日時：2022年8月21日 21時
