19 ページ19
雅紀side
早く帰ってあのこと聞かなきゃ！
雅「ただいま！」
智「おかえり」
あ、流星いない…今だよね？
雅「ともくんともくん！！」
智「はいはい、どしたん？」
雅「土曜に和と潤のとこ泊まりに行っていい！？
和が来てよって！」
智「アカン」
雅「え、何で…？」
即答じゃん。
まさか俺が向こうで騒ぐって思ってるのかな？
雅「ちゃんとお行儀よくするからお願い！」
智「そこは心配してない」
雅「じゃあ何でよ」
智「雅紀くんが行くってなったら、流星も着いて行くって
聞かへんやろ」
それはそうかもしれないけど。
雅「説得すればいいじゃん。
俺だって流星連れて行きたくないし」
智「説得できるん？」
雅「………無理かも」
勝利くんが抱きついてきたり和や潤と遊んだりするだけで
嫉妬するくらい俺が大好きな流星だからね。
智「やろ？そうなったら大野さん家に迷惑やからアカン」
雅「でも、でも…！」
智「ダメなもんはダメ、諦めなさい。
早よ宿題やらなバスケ行く時間になるよ」
んもう！！
雅「ともくんの分からずや！ケチ！」
智「何とでも言ってくださ〜い」
せっかく楽しみにしてたのに…。
ともくんなんて知らない！
ﾊﾞﾝｯ！！
雅「淳太！！」
淳「…ックリした…もうちょっと優しく開けてや。
どしたん？そんな怒って」
雅「今日のバスケ、一緒に行って」
淳「毎日行きはともと行っとるやんか」
雅「ともくん分からずやだから嫌！」
淳「ともが？またお前が変なこと言ったんやないん？」
雅「俺じゃないもん！」
淳「今日は仕事があるから無理やなぁ。
帰りやったらええんやけど、どうする？」
雅「……なら大丈夫」
淳「ごめんな？」
雅「うん」
いいもんね！今日のバスケ1人で行くし！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 392人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KK | 作成日時：2022年8月21日 21時
