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雅紀side 次の日
智「流星！！遅刻するよ！！」
今日も朝からともくんが叫んでます。
流星ったらもう家出る時間なのにまだご飯食べてんの。
雅「流星、先に行っていい？」
流「待って！もう食べ終わる！」
はぁ…本当に遅刻しそうなんだけど。
流「ご馳走様！行ってきます！」
智「行ってらっしゃい。
もうちょい余裕もって動いてや？」
in学校
和「あ、まーくん！おはよ！昨日どうしたの？」
雅「おはよ！体調がよくなかったの」
和「そっか、でも元気になってよかった！
そうそう、今週の土日空いてる？」
雅「空いてるよ、何で？」
和「新しいゲーム買ったから潤くんとまーくんの3人で
やりたいなって。
で、どうせなら1日中やりたいじゃん？
だから泊まりに来てよ！」
雅「行きたい！潤とも遊びたいし！
…でもお父さんは大丈夫なの？」
和「うん！お父さんはいいよって言ってくれた！
だから後はまーくん待ち！」
雅「聞いてみるね」
まだ許可もらってないのに何だかワクワクする！
お昼休憩
ん？…あれ？
雅「あっれ〜」
和「どうしたの？」
雅「算数の教科書がない…」
机の中にもランドセルにもない。
おかしいなぁ〜、確かに昨日ランドセルに入れ気が。
う〜ん………。
和「潤くんに借りる？」
雅「あ…もしかしたら流星のランドセルかも」
近くにあったし、眠たい中で準備してたからなぁ….。
今昼休憩中だけど教室にいるかな？
雅「ちょっと確認してくる」
和「行ってらっ！」
雅「流星〜？いる〜？あ、いた！おーい！」
康「りゅう、お兄さん来とるで」
流「にーにやん！どしたん？」
雅「流星のランドセルに俺の算数の教科書ある？」
流「見てくる」
「あれ流星くんのお兄ちゃん？」
「めっちゃイケメン！！カッコいい！！」
「あんなお兄ちゃん欲しいなぁ」
なんて声が聞こえてる…照れるな〜。
ﾄﾞｰﾝ！！
勝「お兄ちゃん！！」
いった！！誰！？
雅「えっと……勝利くんだっけ？」
勝「そう！佐藤勝利！」
そんな笑顔で自己紹介されたら怒れないじゃん。
おまけに結構な力で抱きしめられてるから痛い。
流「にーに、あったy……勝利アカン！」
離してくれたけどそんなに無理矢理じゃなくても笑。
雅「よかったぁ、流星ありがと！」
流「気をつけてな？」
…流星に言われたくないし…！
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作者名：KK | 作成日時：2022年8月21日 21時
