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雅紀side
手洗いに行こうとして洗面所に行ったら、
流「んー！」
流星がいて必死に何かに手を伸ばしてる。
もう帰って来てたの？
保育園って終わるの早いんだなぁ。
雅「何してんの？」
流「あ、にーに。お水、届かへんの」
お水？あぁ、蛇口のことか。
え、じゃあ今までどうやって手洗ってたんだ…。
ここ椅子ないからな〜。僕しかいないよな〜。
流「うわっ！」
雅「これなら届く？」
流「おん！にーにありがと！」
流星の脇に手を入れて持ち上げる作戦。
流星と僕は背が少ししか違わないから結構大変。
流「にーに、いいよ」
雅「はい」
下ろしてやって僕も手を洗う。
…流星はおやつのこと知ってるかな？
雅「おやつあるってともくんが。りゅうも食べる？」
流「食べる！！早よ行こ！？」
流星が僕の手を掴んできて走り出した。
今まで避けてきたのに、小さい手を見るとやっぱり嫌いに
なれないし…可愛い弟だなって思う。
智「お、流星も来たか」
淳「雅紀くんも帰って来てたんや」
あれ、何でこの人も。
雅「…仕事は？」
淳「俺、在宅ワークやねん…って言っても分からんか。
お家でお仕事してるから基本的に家おるよ。
たまに会社に行くくらいかな」
雅「ふーん」
淳「いやふーんって、自分から聞いてきたんやん」
智「淳太の話には興味ないんやろ。
はい、クッキーどうぞ」
うん、興味ない。だって分かんないもん。
雅「ありがと。いただきます」
流「いただきます！」
雅「これともくんの手作り？」
智「そうやで。え？美味しくなかった？」
雅「いや、すっごく美味しいよ」
流「ともくん美味しいで！
じゅーた、１個どうぞ！あーん」
淳「ええの？じゃあお言葉に甘えて。あー…」
流「……やっぱやめる」
淳「なんやねん！」
これ他の人にあげるのはもったいないくらい美味しいからやめる気持ちも分かる、うん。
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KK(プロフ) - Jun☆Aimiyaさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ (2022年6月21日 21時) (
レス) id: 0ba4385f4b (このIDを非表示/違反報告)
Jun☆Aimiya - いつも楽しみにしています！これからも頑張ってください！ (2022年6月20日 3時) (レス) id: d2af1861c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KK | 作成日時：2022年5月6日 19時
