8 ページ8
雅紀side
雅「できた！！」
炒めるのは支えてもらったけどほとんど自分でやった！
いい感じ♪
重「……ん、まぁまぁやな。
初めてにしては上出来なんやない？」
雅「ひひっ、でしょ？
毎日ともくんが作るとこ見てるもん」
ｶﾞﾁｬ
智「ただいま〜」
！！、ともくん！！！
重「俺が盛り付けとくからお出迎えしてき」
雅「ともくん！おかえりおかえり！」
智「はいはい笑、ただいま笑。
えっ…その手、どしたん…？何でそんな赤いん？」
雅「あ、これ？あのね「まさか大毅にやられたんか！？」
智「こら！！大毅！！」
あぁ…違うのに…。
大毅、ごめん。
重「やからちゃうって！」
智「やなかったらあんな赤くならへんやろ！
あんだけ手を出すなって忠告したやんか」
重「少しは人の話を聞けい！！
コイツが勝手にフライパン使ったんや！
あれは叩いたんやなくて火傷！油はねや！！」
智「はぁ！？雅紀くんそうなん！？」
雅「…………うん。ごめんなさい……」
智「はぁぁ…もう…。
料理なら一緒にしたるって言うたのに…」
だって…驚かしたかったんだもん…。
重「ﾎﾞｿｯ)もう俺が説教したから、注意だけしといて」
智「ん、分かった。
で、これは雅紀くんが作ったん？」
雅「ｺｸｯ…ともくに…食べてほしかった…ｸﾞｽｯ」
智「お、美味いやん！塩加減も焼き加減もバッチリ！
でも今度は一緒にやろうな？
またやけどして痛い思いするの嫌やろ」
雅「……怒ってないの？」
智「おん、怒ってない。
大毅が怒ったんやから俺が怒る必要ないもん」
でも…でも……。
雅「…」
智「ほら、そんな落ち込まんで。
流星とあっくんも呼んでご飯食べよ」
そうだ…流星にも食べてほしかったんだ。
流「にーに、美味しいで！！
ともくん！りゅう、おかわりする！」
智「分かったから、よく噛んで食べてよ？」
照「すごいなぁ…。
お米もパラパラやし、むっちゃ上手に作れとる」
ふふっ、みんな美味しいって！
美味しいって言われたらこんなに嬉しいんだね！
雅「僕、ともくんのお手伝いいっぱいしてもっと美味しい
ご飯作れるようになる！！」
智「じゃあ一緒にたくさん練習しような？」
雅「うん！あ、今度は手伝わなくていいよ」
重「はぁ？手伝う気なんか更々ないわボケ」
流「にーに、次は唐揚げな？」
智「アカンアカン。揚げ物はまだやらせへん」
次は何作ろっかなぁ〜。
FIN
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 551人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KK | 作成日時：2023年10月4日 23時
