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智洋side
雅「だってたかがぁ…泣」
智「だってやないの。
その体で階段なんか降りられたらたまったもんやない。
心臓がいくつあっても足りひんからやめてや。
また行けるんやからさ、な？」
雅「……来年まで待てってこと？」
あ！そっか！イルミネーションって明日までやん！
やばっ、今のは全然フォローになってへんかった。
智「まぁ…そういうこと…やな」
雅「ふぇ……もぉやだぁ…泣」
智「ごめんごめん、今のは俺が悪かった。
とりあえず、崇裕んとこ行こ」
inリビング
崇「あ、来たってやっぱり無理やったか」
智「無理やって分かっとるなら最初からやらすなよ」
崇「でもこうでもせんと諦めへんやろ。
和室に布団引いといたからそこで寝かし」
智「ありがと。
流星、今日の昼、魚じゃアカンかな？」
流「えーっ！！何で！？
昨日は昼は唐揚げ言うてたやん！！」
智「雅紀くんがインフルやからさ、唐揚げ食べられへんし
かわいそうやなって思ったんやけど。
やっぱ唐揚げの方がええ？魚が嫌なら作るけど」
流「あ、そっか…にーに、唐揚げ大好きやもんな…。
う〜ん…分かった！魚でええよ。
にーにの大好物はにーにが元気な時に一緒に食べる！」
智「ありがとうな流星」
ほんまにお兄ちゃん想いな子で、俺感動やわ。
とりあえず、雅紀くんを布団に寝かせてと。
智「ありゃ、水も薬も置いてあるやん。
はぁ…優しいんか厳しいんか分からへんわ。
雅紀くん何かあったら誰でもええから呼んでな。
すぐ行くから」
雅「ん…」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
流「にーに！大丈夫？」
智「こら！流星は入ってくんな！
うつってまうで」
マスクもせずに〜。
流「心配なんやもん」
"やもん"ちゃう！
雅「りゅぅ…こっち…」
流「にーにが呼んどるから、ええやろ？」
智「………ほんならマスクはして、お願いやから」
流「持ってきて〜」
なっ…人を召使いみたいに…。
智「はいどうぞ」
流「あんがと。
にーに、寒い？俺があっためたろうか？」
雅「ん…」
で。雅紀くんと同じ布団に入って普通にゲームする流星。
……うつっても知らんからな！
2023年もお世話になりました！
2024年もよろしくお願い致します！
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作者名：KK | 作成日時：2023年10月4日 23時
