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淳太side
雅「淳太！これありがと！」
淳「お、終わった？」
雅「うん！…あれ？流星は？」
淳「流星なら、ほれ」
雅「寝てんの？」
雅紀くんが電話しとるものの数分の間で熟睡。
朝飯食べて眠くなったんかな？笑。
雅「じゃあ俺が淳太一人占め！！」
なんて可愛いこと言うから俺の膝に乗せてやってお話。
淳「雅紀くんは俺ととも、どっちが好きなん？」
雅「どっちも大好き！」
う〜ん…それはそれで嬉しいけど…。
淳「ぶっちゃけ！どっちかって言うたら？」
雅「……ともくん」
淳「そっかぁ…やっぱともには負けるか」
まぁ、分かりきったことやけどね？
でもやっぱ気になるやん、兄ちゃんやし。
雅「でもでも！淳太もおんなじくらい大好きだから！」
淳「ははっ、ありがとな」
雅「嘘じゃないもん！」
淳「誰も嘘やって言うてへんよ。
雅紀くんはとものどんなとこが好きなん？」
雅「優しくて面白くて料理上手でカッコよくて器用で…。
とにかく全部大好き！」
淳「そっかそっか」
……録音完了。ともへのお土産や笑。
ともに聞かせたら喜ぶやろうな。
淳「学校はどんな感じ？」
雅「翔ちゃん先生にね、昔の淳太のこと聞いてる！」
淳「そんなん聞いてんの？笑」
俺の知らんとこで俺の黒歴史も流れとるんか。
雅「淳太は頭が良かったって！」
淳「せやで、成績はクラスん中でも上の方やったからな」
雅「でも運動神経はめっちゃ悪くて、ある意味クラスで
目立った存在だったって言ってた。
運動会が嫌で3年の時、運動会中に泣きながら家に
帰ったんでしょ？淳太可愛いね！」
そ…そんなことまで…。
それは忘れたい過去やったのに…。
どんだけ櫻井先生記憶力ええねん。
淳「可愛くないし…泣くくらい嫌やってん」
雅「帰ったらその時の写真見せて？」
淳「あったらな笑。
はい、この話は終わり！笑」
雅「え〜…」
そんなに俺の昔の話が聞きたいん？
淳「ほら、一緒にゲームでもしよ」
雅「ゲームしてくれるの？」
淳「たまにはええやろ？
それともなんや、俺や不満か？」
雅「そんなことない！！嬉しい！！
これやろ！これ！」
淳「そんな急がんでもやってあげるから笑」
俺とゲームが出来るん、そんなに嬉しいんやなぁ♪
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作者名：KK | 作成日時：2023年10月4日 23時
