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淳太side
雅「あー面白かった！！
昔の兄ちゃん、みんな可愛いね！」
せやろ？
今やいい歳したおじさんやけど昔は可愛かったんやで？
流「なぁ、俺たちの写真とかアルバムはないん？」
淳「アルバムはないけど写真ならたくさんあるで」
みんなも写真フォルダは2人ばっかりのはず笑。
雅「げっ、こんな写真いつ撮ったの？」
淳「ともから送られてきた」
雅「ともくん…何で俺の寝顔なんか…」
そんなん可愛いからに決まっとるやん！
子供の寝顔は癒しになるの！
流「え、これ家に来たばっかりの頃やん。
こんな昔のやつも保存しとん？」
流星が見とるのは、みんながご飯食べとるリビングの端で
雅紀くんが蹲っとる写真笑。
…何で俺、こんな写真撮ったんや笑。
淳「当ったり前やん。この頃から家族やろ？
懐かしいなぁ。
この頃の雅紀くん、俺らのこと全く信用してくれへん
かったもんな」
雅「その話は俺の前でしちゃダメ！」
淳「何でよ〜」
俗に言う黒歴史ってやつか笑。
そこからはもうお隣から苦情来るんちゃうかってぐらい
ギャーギャーワーワー騒いだ2人はいつの間にか夢の中。
俺は外に散歩に行きたかったけど2人を置いて行くわけには
いかへんから、仕方なく庭からの眺めで我慢しよう。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
淳「うぅ…さむっ…。
やっぱ夜は冷えるなぁ。
わっ、むっちゃ綺麗やん」
満天の星空。
都会では中々見られへん光景やな。
淳「これも思い出の一つやね。
写真撮っとこ」
流「んんぅ〜……じゅ……た？」
淳「ありゃ？起こしちゃった？ごめんごめん」
流「… 何…しとるん…？」
淳「流星、こっち来てみ」
流「んぅ？んわぁ、きれいやねぇ…。
こんなにきれいな星空、初めて見たぁ」
淳「時にはこうやって自然に触れるのもええと思わん？」
流「んふっ、にーににも…見せたい…。
じゅっ…た……らっこ…」
あら珍しい。
うわっ、この子あったかいなぁ。
相当眠いんちゃうの？
淳「雅紀くんも起こす？」
流「…だ…じょぉ……zzz」
言い終わる前に充電切れ笑。
でも、大丈夫って言ったのも流星なりの優しさやんな？
実はな、さっきアルバムはないって言うたんやけど、
ほんまは俺らで少しずつ作成中やねん。
2人が20歳になったらプレゼントする予定。
あ、これは2人には内緒やで？
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作者名：KK | 作成日時：2023年10月4日 23時
