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雅紀side
ふふっ、淳太の膝の上、あったかい♪
淳「はい終了〜、髪サラッサラやねぇ」
雅「ありがと！
あ！淳太、ちょっとそこ座ってて！」
淳「え、あぁ、分かった」
今日はいいもの持って来たんだ！
危うく忘れるところだったよ。
雅「流星もこっち来て〜」
流「えぇ…今いいところなんに…」
雅「じゃーん！！！」
淳「えっ？アルバム？？
こんなん持って来たん！？重かったやろ…」
雅「あんね、大毅が持って行きって！」
淳「アイツ…余計なこと言いやがって…」
流「淳太の小さい頃の写真見たい！！」
淳「見る気満々やん…。
見るなら布団のとこ行こ。ここ寒い！」
はじまりはじまり〜。
流「淳太、ちっさい！！」
淳「当たり前や！赤ちゃんの頃やもん！
この頃は1人やったからむっちゃ可愛がられとったわ」
雅「記憶あるの？」
淳「少しだけな。
おとん、おかんとの大事な記憶でもあるし…」
お母さんとお父さん…か。
いいなぁ…。
雅「……」
淳「あ、ごめん…。
そんなつもりはなかってん…」
雅「んーん、大丈夫だよ。
早く次見よ！次は…あ！淳太が泣いてるやつ！」
流「あ、ホンマや〜、珍しい〜」
淳「あぁ笑、多分これ大毅に泣かされたやつやね笑」
流「え！？淳太が大毅に！？何で何で！？」
淳「アイツさ、昔から俺にばっか引っ付いてきてさ、俺が
持っとるおもちゃをすぐちょーだいって言うねん。
で、これは俺が特に大事にしとったのを取られたから
泣いとるんやと思う。見てみ？大毅の表情」
雅「あ、焦ってる笑。
大毅って昔から淳太が好きなんだ」
淳「せやねん笑。けど俺は大毅のこと嫌いやったもん笑」
流「あれ？でも次はだいが泣いとるよ？」
あ、ほんとだ。
泣いてる大毅とチビあっくんがいる。
淳「照史が大毅に怒っとるところやん。
俺のおもちゃを取った説教なんちゃう？笑」
大毅、号泣してる笑。
雅「あ！！これともくん！？」
淳太に抱っこされてる子！
淳「お、よぉ分かったな」
雅「ふふっ、可愛い〜！！」
流「にーにきしょい」
雅「うっさい！！」
だってほんとに可愛いんだもん！
淳「いいこと教えてあげる。
ともはな、ああ見えてかなりデレ屋さんやねん。
せやから帰ったら大好き！って言うて抱きついてみ？
多分何か好きなもん買うてくれるよ笑」
流「え、マジ？いいこと聞いた〜♪
ゲーム買ってもおっと！」
え〜…それほんと〜？
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作者名：KK | 作成日時：2023年10月4日 23時
