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淳太side お風呂時
流「ひろーい！！しかも俺らだけや！」
淳「流星、走るな」
にしても広いな。
流石、温泉が売りな旅館やね。
ﾄﾞﾃｯ
流「いったぁ！！」
ほらぁ、言わんこっちゃない…。
下、タイルやし裸やし余計に痛いやろ。
雅「もぉ何やってんの。
ほら、立てる？誰もいないからって走っちゃダメ」
流「ごめんなさい。にーに、ありがと」
流星も反省したところで体頭洗っていよいよ温泉に！
雅「淳太、あったかいね」
淳「ホンマ、めっちゃ気持ちいいわ…」
流「なんか…ねむなってきた…。
……なぁ淳太、あれ何？」
淳「あれはな、サウナってやつやねん。
あっつい部屋の中で、汗をかいて「入りたい！」
え？
流「俺、サウナ入ってみたい！」
雅「俺も俺も！」
淳「アカンよ！！お前らにはまだ早い！」
せっかくの旅行やのに熱中症になってほしくないもん。
まぁ、ここは小学生は禁止してるみたいやからどちみち
入れへんけどな。
流「入る！」
淳「アカン！」
流「入る！！」
淳「絶対アカン！！
それにここは小学生は入れへんから諦めて！」
流「……淳太のケチ」
淳「2人がもっと大きくなったらな」
流「……もう上がるもん」
淳「それじゃ俺も上がるか。
雅紀くんは？」
雅「俺はもうちょっと」
淳「分かった。……泳ぐんやないで」
雅「なっ！そんなことしないよ！」
流「サウナ…」
淳「そんなサウナ入りたかったん？」
流「うん…」
この子、ほんまに好奇心旺盛やね。
淳「はぁ…やったら今度小学生でも入れるサウナ探しとく
から、今日は我慢できる？」
流「ほんま？」
淳「おん。約束する」
流「ふふっ、楽しみやぁ〜」
よかった、何とか機嫌直してくれた。
流「俺、部屋戻るから鍵ちょーだい」
淳「はいどーぞ」
流「ありがと！」
流星が出てったタイミングで
雅「あれ？流星は？」
雅紀くんの登場。
淳「部屋戻ったよ」
雅「ふーん。ねぇ、淳太」
淳「ん？」
雅「あのね…そのぉ…」
淳「何やねん笑」
雅「ドライヤー…やって…？
やっぱ、ダメ…かな？」
ん？ドライヤーをやってほしいって？
来年中学生になる雅紀くんが？
淳「ははっ笑、まだまだ甘えん坊やなぁ笑。
ええよ、でも時間かかるから部屋のやつ使おっか」
雅「うん！！」
2人ともやっぱり思っとる以上にまだお子ちゃまやね笑。
可愛くて何より笑。
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作者名：KK | 作成日時：2023年10月4日 23時
