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淳太side
淳「シートベルト締めた？出発するで」
雅「旅館までどんくらい？」
淳「コンビニとかにも寄るやろうから…ざっと5時間？」
流「そんなかかるなら新幹線とかで行けばええのに」
淳「俺が運転するのが好きやから付き合ってや笑」
それに新幹線は高いんよね〜。
1人やったらええかもやけど、3人やからな。
雅「安全運転でね！」
淳「当ったり前や。
酔ったりしたら言うてな、すぐ停めるから」
流「はーい。あ、にーに、ゲーム貸して」
雅「自分の持ってきてるでしょ？それやれば？」
流「にーにのやつやりたいねん」
お、なんか嫌な予感がするで。
雅「嫌だ」
流「何で？今せえへんならええやん」
雅「流星に貸したらすぐゲームオーバーになるじゃん」
流「ならんようにするから」
雅「絶対にダメ」
流「うぅ……にーにのケチ！アホ！」
雅「流星の方がアホでしょ。勉強出来ないくせに。
勉強出来ないならゲームするなよ」
流「それは今関係ないやん！」
雅「関係なくないし！」
淳「2人とも喧嘩するなら降ろすで」
雅「……や」
流「…ごめんなさい」
ん、よろしい。
この2人も最近はよぉ喧嘩するよな笑。
前より本音で向き合えとる証拠やろうけど。
数分後inサービスエリア
淳「ふぅ…ちょいと休憩。
2人ともお腹空いてない？ご飯食べるか？ってあ…」
雅、流「zzzzz…」
寝とるや〜ん。
2人で頭寄せ合ってさ笑。
淳「ふふっ、可愛い。写真撮っとこ」
ﾊﾟｼｬ
ついでにみんなにも送っちゃえ。
ﾋﾟｺﾝ
智『かわいい〜♡流石俺の弟たち♡』
早っ笑。
淳「2人とも起きて」
雅「んぅ…もぉ…つい…た？」
淳「まだ着いてへんよ。
お昼やし、ご飯食べへんかなって」
雅「食べる〜。りゅう、ご飯食べよ？」
流「ふわぁ…お腹空いた」
俺も腹減ったけど、お腹いっぱいになったら眠なるから
少しだけにしとくか。
雅「……淳太、そんだけ？お腹空かない？」
淳「おん。今はこんだけにしとく」
雅「ダメだよ、まだ運転するんだから！
俺の唐揚げ、1個あげる！」
流「あ、ズルい！俺も一口あげたい！」
淳「はいはい、分かった分かった笑。
どっちもありがたく貰うから」
2人とも優しい子に育ってくれて…兄ちゃん嬉しいよ。
流「どお？美味しいやろ？」
淳「美味いなぁ」
雅「俺の唐揚げの方が美味いし！」
流「こっちの方が美味しいもん！」
頼むから喧嘩せんといて！
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作者名：KK | 作成日時：2023年10月4日 23時
