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雅紀side
僕ね、ともくんの抱っこ好き。
人に触られる＝叩かれるって思ってたから、大っ嫌いだったけど、ともくんなら平気。
あと、のんちゃんも。
「「「いただきます」」」
望「雅紀、そんな食べるん？」
流「にーにのお皿、いっぱいやぁ」
智「大盛りにしろって聞かへんねん」
雅「食べれるから大丈夫」
だって僕、チャーハン好きだもん。
好きなものはたくさん食べたいじゃん。
雅「ごちそーさま！！」
智「え！？ホンマに全部食べたん！？」
雅「うん！おいしかったよ！」
智「すごっ…よぉ食うなぁ」
んふふ、おいしかった！
望「6歳の子が食べる量やないで」
智「ふぅ、ごちそうさまでした」
雅「ともくんどこ行くの？」
智「ん〜？洗い物するだけよ」
雅「僕がやる！」
智「やってくれるん？」
雅「やる！！」
ともくんのお手伝い！
流「りゅうm「流星はのんちゃんと遊ぼうな？」
流「や！」
望「流星、お水までおてて届かへんやろ？」
流「……にーにとおりたいもん」
雅「りゅーせ、後でサッカーしてあげるから。
今はのんちゃんといてくれる？」
流「！！、わかった！！」
望「たーんじゅーん」
智「じゃあお皿拭いてや」
雅「分かった。……ねぇ、ともくん」
智「ん？」
雅「チャーハンってどうやって作るの？
僕でも作れる？」
智「チャーハンはご飯や卵とか野菜とかを炒めるねん。
雅紀くんでも作れるけど慣れるまでは難しいかな。
意外とご飯を均等に炒めるの大変やねんで？」
大変なの？
ともくんパパって作ってるのに？
雅「僕もやってみたい」
智「じゃあ今度一緒に作ってみよっか」
雅「あのね、ご飯を炊飯器で炊くところからやりたい」
智「そっからやるん？笑。
結構本格的にやるんやな笑」
雅「ともくんみたいなおいしいチャーハン作る」
智「よし、ほんなら美味くなる俺のチャーハンの隠し味
まで教えたる！」
雅「やった！！」
僕もね、ともくんが作るご飯みたいにみんなにおいしい
って言われたいんだ。
あの意地悪で大嫌いな2人は言ってくれないだろうし、
食べてもくれないだろうけど。
りゅーせやともくんに言われたら満足だからいいもん。
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作者名：KK | 作成日時：2023年10月4日 23時
