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雅紀side
雅「はぁ…そろそろ行こ。
ご飯食べれるかな？」
朝も昼もちゃんと食べてないからお腹は空くはずなのに。
頭が痛いせいか食欲が全くない。
流「にーに、遊ぼ？」
もう…流星しつこいよ、ほんとに。
雅「今は無理、後にして」
流「むぅ〜、にーに最近そればっかやん。
後っていつ？りゅう、今がいいのに…」
雅「いつかは分かんないけど、今は無理なの」
前は和と潤と遊ぶための言い訳だったけど、今はほんとに
無理だから。
頼むからほっといて欲しい。
望「雅紀、流星と遊びたないんか？」
雅「別にそういうわけじゃ」
望「でも、俺にはそう聞こえんで。
流星ずっと我慢しとるんやから、遊んだり」
僕だってともくんに甘えたいの我慢してるもん…。
雅「とにかく今は嫌なの！あっち行って」
望「…もう、何が嫌なんか知らんけどさ、
流星がどんだけ雅紀のこと好きか知っとるやろ？
これが続くと流星もほんまに可哀想やからさ。
流星、のんちゃんと遊ぼっか」
最近のみんな、僕に怒ってばっかり…。
僕の話何にも聞いてくれないし、信じてもくれない。
ちょっとくらい聞いてくれてもよくない？
僕の話なんか聞いても意味ないって思ってるのかな？
ちょっと試してみよ。
参観日のこと、黙っとくつもりだったけど。
雅「ともくん…」
智「ん？何？」
雅「明日ね、その…」
智「明日？あ、明日な流星参観日やから雅紀くん帰った時
多分誰もおらんねん。
鍵はポストに入れとくから、それで中入っといて。
言うの忘れとったわ」
雅「……」
僕が聞きたかったのはそれじゃない。
やっぱり僕の話は聞いてくれないんだ…。
智「雅紀くん？聞いとる？」
雅「あ、うん。
…明日、そんなに遅くなるの？」
智「参観日の後、お遊戯会があるから。
帰って来るの3時半過ぎると思うねん」
僕は3時までには終わるから。
雅「うん、分かった…」
智「おやつ作って置いとくから食べてな」
別におやつなんかいらないよ。
そんなもんあっても、ちっとも嬉しくない…。
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KK(プロフ) - おーさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけて凄く嬉しいし、これからも頑張れます！今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月17日 21時) (
レス) id: 0ba4385f4b (このIDを非表示/違反報告)
おー - お話大好きです！1話ずつの更新でも読んでたら泣けてきて笑ほんとに続きが楽しみです。これからも主様のペースで頑張ってください！ (2022年8月17日 21時) (レス) id: 5ed6eeac8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KK | 作成日時：2022年6月20日 22時
