阿部ちゃん先生！！ (ページ14)

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･(その後) ページ14

＜Aside>

翌日の昼休み。昨日の出来事を玲香と玲香に着いてきたラウール君に話す。

玲香「えー！先生の家に行ったの！？」

A「しー！バカ！声がデカいよ」

ラウ「で、阿部ちゃんが聞きたいことってなんだったの？」

A「……わたしが、先生のいとこかどうか」

玲香/ラウ「マジ！？」

ラウ「やっぱり僕の言った通りだったね！」

玲香「先生も気づいてたってこと？」

A「うん。名前が一緒だから前からそんな気がしてたらしいんだけど」

A「私の寝言で確信したらしい」

先生曰く、私は眠りながら亮ちゃんの名前を呼んでいたらしい。全く記憶にないけど…

玲香「とにかく、それでようやくモヤモヤしてたのがすっきりしたね」

A「でも、なんで亮ちゃんの名前を呼んでたんだろう…」

ラウ「どんな夢だったか覚えてないの？」

A「ｺｸｯ(頷く)」

A「ただ、目を覚ました時、枕が濡れてたから多分悲しい夢だったんだと思う」

目が覚めると泣いていた前にも何回かあった。けどなんで泣いていたのか理由は分からずじまいだった。