episode8 ページ10
キリトに会ってから2ケ月が過ぎた。俺がこのゲームに囚われたのが11月、今現実世界では2月ほどだろうか・・・・・
キリトと来る日も来る日も経験値を稼いで攻略組の一員として10層目の攻略を終えたのがつい先日。日に日に強くなってスキルも数えきれないほどに習得していった。キリトはそんな日々が楽しそうだったが俺は違う。これほどまでに探しているのに目撃情報が限りなく少ないのだ、しかしこの数か月が無駄に終わったわけではない。俺はある有力な情報をつかんでいた。情報屋が口をそろえて言う情報があった。それは・・・・「聖竜連合のギルドユニフォームを着たニニカを見たことがある」というものだった。
なんでも生物兵器としてまるで番犬のように扱われているとか・・・・・・
その話を聞いて俺は聖竜連合の支部に足を運んだ、「上に取り次いでくれ」と何度も・・・・しかし聖竜連合のやつらは誰一人として俺の声に耳を貸さなかった。
しかし聖竜連合の奴らがボス部屋攻略に自分たちの兵器であるニニカを使わない訳はなかった。俺はボス攻略の日、一目見ただけでアイツを見つけた。声をかけた。しかし彼女はうつろな目をした顔で俺の目を見ただけだった・・・彼女の耳にも俺の声が届かなかった.．．.はずだった
ボス部屋攻略後に俺のメッセージボックスに一通のメールが届いてた。内容は「戦いたくない」
・・・・・・たった一言だった。
その一言が俺を奮い立たせた。・・・【聖竜連合のボスと一対一の対決をしてニニカを救い出す】と・・・・・だが今まで俺では装備の性能はおろか単純な技術だって相手にはかなわないことだろう。そう今までの俺では....だ・・・・・この数か月、キリトと死に物狂いで上げてきたレベルは自分の欲求を満たすためなんかじゃない、ニニカを救い出すことのためなんだと思う
もちろんキリトにも言ったするとキリトはただ一言だけ言い残した
キリト「負けたら許さないからな。」
静かに、そう言ってくれた。更に
キリト「今は確か攻略の直後だからあいつ等のボスは10層目の支部にいるはずだ」
A「キリト・・・・・・・お前・・・・」
キリト「俺とお前のコンビは解散だ。俺はまた最上層に籠るから何かあったらメッセージ送ってくれ。また会えたらそんときには飲もうな」
A「あぁ・・・次会う時には・・・俺の友達も誘うからな」
そう言って宿屋のドアを開ける。外はまだ暗い
キリト「勝って来いよ」
その言葉が背中を押し俺は夜道を駆けた
続く (更新停止中)
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碧乃海(プロフ) - 私もよく外し忘れますよ（汗）映画見に行かれたんですね！ここの夢小説は唯一ユナちゃんが出てくるので更新楽しみにしています。 (2017年2月22日 12時) (
レス) id: 4985f3397e (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 碧乃海さんコメントありがとうございます！オリフラ外すの忘れました！あと勿論映画には観に行きましたよ！ (2017年2月22日 6時) (レス) id: c88694492e (このIDを非表示/違反報告)
碧乃海(プロフ) - とても面白いです！それとオリフラを外しておいた方が良いですよ。違反で報告されてしまいます。作者さんは映画を見に行かれたんですか？ (2017年2月21日 19時) (レス) id: 4985f3397e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2017年2月21日 17時
