episode7 ページ9
ここは第二層の小さな田舎町。
あの後エイジたちと別れてから1日かけて二層目に上がってきた
第三層目のダンジョンはかなり攻略されたらしく明日にはボスの部屋に行くそうだ。
あの場所にニニカも来る・・・・・そんな確信に近いものがあった為俺はいまレベルを馬鹿みたいに上げている。
各層のレベルの安全マージン、簡単に言うと【安全圏】は各層の数字と一緒らしい、まぁ三層目だとレベルは3で攻略できるが安全を考えたうえで各層の数字＋10レベル程上げたうえでボス部屋に臨むのが常識なのだ。いま俺のレベルは15、かなり安全が保障される。
A「よしここまでくればもう大丈夫だろう」
最後のイノシシの様なモンスターを剣で振り払いレベルが安定してきたのを見て狩りを終えようとしたその時、俺の目の前に、恐らくレア装備であろう漆黒のコートを着た俺と同じくらいの年の少年が現れ声をかけてきた
キリト「なぁ、ここってモンスター集まるのか？」
ネームタグを見ても名前以外何もない、この殺伐とした世界では珍しいソロプレイヤーだろうか
A「だいぶ集まる、仲間を呼ぶから別のモンスターも集まってくるし攻撃力は低いしHPはそこまで高くないからな」
キリト「へぇ、ありがとな。ところでお前はソロプレイヤーなのか？」
A「まぁな、大人数で集まるのは性に合わねぇから」
キリト「じゃあ・・・お前、ベータテスターか？」
【ベータテスター】それはこのSAOを抽選で先行プレイをしたことのある1000人の事だ。まぁ俺もベータテスターだがやりこんだというほどではない。
しかし目の前の黒衣の少年からは仲間を見つけた期待感が感じられる
A「まぁ、そういうことになるな」
その言葉を聞いた途端相手は目を輝かせて一言
キリト「俺と友達になってくれないか？」
と言って、自分が何を言ったか気づいたのか急いで
キリト「あ！あぁ悪い・・変なこと言ったよな忘れてくれ」
と顔を赤くしながら言ってきた・・・・・が
A「いいよ、俺の名はAだ、よろしく」
手を差し伸べて承諾した。理由は目の前の少年は少し寂しそうだったからだ、現実世界じゃ軽くあしらって断るような人間なのに此処に来てから変わったと実感した時だった
キリト「俺の名前はキリトだ、よろしく」
おたがいに握手してフレンド登録を行った。キリトのレベルが可視化されたとき俺は正直驚いた。16もあるのだ。相手も同じ様に思ったのか少しの間お互いに笑いあって一緒に街へ向かった
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碧乃海(プロフ) - 私もよく外し忘れますよ（汗）映画見に行かれたんですね！ここの夢小説は唯一ユナちゃんが出てくるので更新楽しみにしています。 (2017年2月22日 12時) (
レス) id: 4985f3397e (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 碧乃海さんコメントありがとうございます！オリフラ外すの忘れました！あと勿論映画には観に行きましたよ！ (2017年2月22日 6時) (レス) id: c88694492e (このIDを非表示/違反報告)
碧乃海(プロフ) - とても面白いです！それとオリフラを外しておいた方が良いですよ。違反で報告されてしまいます。作者さんは映画を見に行かれたんですか？ (2017年2月21日 19時) (レス) id: 4985f3397e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2017年2月21日 17時
