意志 ページ24
た「失礼します！」
緊張しているのか、
ガチガチに固まって入ってきた、たしぎ。
セ「急に呼び出して悪いな。
…すまんが、この刀を知らんか？」
そう言って私の持っている短剣を指差した。
すると、風黒樹にぐっと顔を寄せて
眼鏡を付けたり外したりして見つめた。
た「こ、こんな刀見た事もないです！
拝借しても…？」
興奮、といった様子で顔を赤らめた。
『はい、どうぞ。』
と笑顔でたしぎに渡す。
その瞬間、風黒樹は瞬く間に錆び付いた。
た「『！？』」
セ「…やはりか。」
目を伏せながら呟く。
『なにか、知っているんですか？』
セ「妖刀はその剣自体が主人を決める。
それ自体の力が強靭すぎるあまり、
妖刀には意志が宿ったと、そう聞いている。」
剣自体の意志、か…。
認められた、ということがなんだか嬉しくて
風黒樹をギュッと握った。
『…ありがとう。』
鞘に収めながら呟いた。
風黒樹がそれに応えるように
鞘の中で青白く光っていたのは誰も知らない。
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アキ(プロフ) - もんたさん» 私も反応を意識して書いているので、そう言ってもらえると凄く嬉しいです！返信も更新も頑張ります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年1月9日 23時) (
レス) id: 40e851b33d (このIDを非表示/違反報告)
もんた(プロフ) - すごく面白いです！なんだか自分が実際に行ったときこんな反応しそうで共感して読みやすいです〜返信、頑張ってください (2018年1月9日 23時) (レス) id: 1c5310f35a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ocean さん» ありがとうございます！これからも、期待に応えられるような作品にしていきたいのと思いますので、よろしくお願いしますo(^▽^)o (2018年1月9日 21時) (レス) id: 40e851b33d (このIDを非表示/違反報告)
ocean - 凄く面白かったです！ 更新頑張ってください！ (2018年1月9日 20時) (レス) id: 575c0714d7 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - リツさん» わあぁ！？本当ですか！なんと嬉しい言葉…。これからもバンバン作者好みのキャラ出しますよ〜((頑張ります！ありがとうございますd(^_^o) (2018年1月9日 16時) (レス) id: 40e851b33d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作成日時：2018年1月5日 13時
