番外編 ページ30
ハルタにはにやにや笑うし、エースはどことなく悲しそうな顔をしてるし、ユウナは目を輝かせて、白ひげはグララララと笑っていた。
ナース達が選んだ、クリーム色のドレスだった。
とてもシンプル
広く開いた胸元がデコルトを一層きれいに見せ柔らかなベールの向こう側で青色の髪の毛はしっとりとした気品を醸し出し
ただ、ひたすらに美しい
クルーの誰もが息を飲んだ
その胸元にきらりと光る指輪
恥ずかしそうに俯き加減で見つめる瞳
含羞んだ口元は真っ赤なルージュで彩られ
一歩一歩近づいてくる
静寂に包まれた船の上
おれが待ちきれないとばかりに手を差し伸べれば
しっかりと重ねられる手
ただか細いだけの手よりずっと共に生きてきた証が刻まれた手
そんな彼女の手を取り、引き寄せる
マ「誰にも見せたくねぇよい」
ル「嬉しいよい」
その瞬間、なんとも言い表しがたい気持ちに包まれる
マ「白ひげ海賊団一番隊隊長、マルコは
その名に恥じねぇよう、どんな嵐の中も、どんな敵襲の中でも
親父と、そしてルフィ、ユウナを守り
この命の限りをこの最高の家族に捧げることを誓うよい」
ル「麦わらの一味の船長であるが、父ちゃんとマルコと愛するユウナと家族に命を捧げる事を誓います」
おれたちらしい言葉で親父に誓えば
親父が幸せそうに笑って
まわりが囃し立てる
だが、キスの時のルフィなんざ誰がてめぇらに見せるかと
おれは不死鳥の羽でルフィを纏い
青空と海に囲まれた中で口付けを交わした
ル「…ん…マルコ…」
マ「世界一の花嫁だよい…」
甘い花の香りに包まれたルフィをギュッと抱きしめ
もう一度その唇を堪能した
海賊のあたしたち
賞金首のあたしたち
何か書類を出すわけでもなし
誓う神がいるわけでもなし
そんなことは当たり前
サッチの器用なケーキ
マルコとエースの仲間達からのハグをされた
ル「マルコって本名だろ」
マ「そうだよい。どうしたんだねい」
ル「いや、おれなりに考えたんだけどよ、おれの苗字とったらいいじゃねぇのかなって」
白ひげ「グララララ！！そりゃガープ一家の婿になるって事だぞ、娘よ」
ル「そうなのか！でも、いいじゃん！モンキー･Ｄ･マルコで！ししし」
エースは大笑いした。マルコは頭を悩ませた。
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雪姫 - マルコ×ルフィ♀︎の恋愛面白いですね❣️早く続きが読みたいのと、ルフィ♀︎の能力が超人系じゃなく、動物系幻獣種『ニカ』になった姿の周りの反応や彼女自身の気持ちなど、書いてほしいですね。更新待っています (2022年9月5日 15時) (
レス) @page38 id: 509ed4732c (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 番外編話も凄く面白かったです。またリクエスト大丈夫ですか？マルコとの間に二人目が産まれる話と娘と修行する話と娘が海賊になる話と娘が動物を拾ってくる話ともしも夢主の恋人が他の人だったらエースやローやイゾウ等を。 (2021年4月5日 18時) (レス) id: 98ce85bdde (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 続編おめでとうございます。またリクエストで番外編で娘の誕生日を祝う話と娘初めて歩いた話と娘初めての買い物話と娘ガープに赤髪にサボに会う話と娘初めての料理を!。 (2021年4月3日 16時) (レス) id: 98ce85bdde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：WinWin | 作成日時：2021年4月3日 16時
